先日の保護者面談で、とある小6のご家庭にあるお願いをしました。
それは「毎日、1時間でいいから勉強させる」ということです。
そのお願いをしてから、そのご家庭ではさっそく実践してくれているようです。
すぐに実行に移してくれるのはとてもありがたいですね。
なぜこのようなお願いをしたのかというと、単純に勉強習慣を身につけてもらいたいからです。
毎日、勉強するのが当たり前。これを小学生時期から身につけてもらいたかったのです。
もし、中学生になってから勉強の習慣を身につけさせようと思ったら、それはとてつもなく大変なことだと思います。
なぜなら、中学生には部活があり、ゲームがあり、スマホがあるからです。
小学生よりも圧倒的に忙しい中学生にとって、勉強をするのは抵抗感しかありません。
そして、子どもが反抗期ならなおさらです。
反抗期真っ最中の子に「毎日、勉強しなさい」と言ったところで言うことを聞いてくれるでしょうか?
しかし、小学生のころから勉強の習慣がある子は違うと思います。
すでに毎日勉強することに慣れているのであれば、中学生になっても自然と勉強してくれることでしょう。
勉強するのは誰でも最初は苦痛だと思います。
それを早い段階で克服できていれば、後で苦労することはないと思いますよ。
ちなみに上記の生徒はほぼ毎日習い事で忙しく過ごしています。
そんな中でも、毎日勉強をさせておく。
これは絶対に中学生になってから活きてくると思いますよ。
加えて、この生徒はすでに1時間の勉強が短いと感じてきているようです。
1時間なんてあっという間ですからね。
毎日、1時間なんてすぐに達成出来ちゃいますよ。
1時間が短いと思うようになったら、徐々に時間を延ばしてみてください。
その時は、「最低1時間で最高1時間半」のように時間の幅を決めてあげて、最低の方を少しずつ増やして上げるといいと思います。
それでは、今日はこの辺で。