英語が苦手な高校生に、「英語が苦手なんだから、一生懸命勉強しなさい」と言ったら勉強するようになるでしょうか?
答えは「No」でしょうね。
そんなに簡単に勉強するのであれば、苦労はしていないはずです。
英語が苦手な高校生に、「大学入試で英語を使うんだから、一生懸命勉強しなさい」と言ったら、勉強するようになるのでしょうか。
高3なら勉強するかもしれませんが、高1・2の段階だとこの言葉は響かないかもしれませんね。
人が勉強しようと思うのは、目標が決まってからだと思います。
「将来は、〇〇になりたい」
↓
「であれば、大学に行かなくてはいけない。」
↓
「大学入試は英語が必要だ。」
↓
「大学に合格するためにも、英語の成績を上げなくては・・・」
↓
「じゃあ、英単語を覚えたり、英語の授業をしっかりと聞くようにしよう」・・・
上記のような流れで英語を勉強しようとするのが理想的でしょうかね。
目標のためには英語が必要だから英語の勉強を頑張ろう。
これが自然の流れでしょうかね。
しかし、将来の目標が決まっていない人にこの手法は向きませんね。
将来の目標が決まっていない人は、まず勉強の習慣を身につけて、少しでも成績を上げるのが大事だと思います。
高校生になってからも、定期テスト前はしっかりと勉強させる。
そして、定期テストの点数を少しでも上げる。
今まで勉強していないのであれば、勉強時間が増えればテストの点は少しは上がると思います。
それを繰り返して、少しずつ自信を持たせるのです。
少々時間はかかりますが、自信がつけば、勉強のモチベーションにつながると思います。
目標を決めるのは大事ですが、目標は後からついてくる場合もあります。
そのためにも、現状を変えることが大事なんだと思います。
勉強のモチベーションが少しでも上がるように、今できることをやっていきましょう。
それでは、今日はこの辺で。