やはり勉強における最強の敵はこいつだったか・・・

昨日もお休みを返上して保護者面談を実施しました。

総勢7組の保護者と有意義な話ができましたね。

中3は進路の話が大筋で決まり、後は決めたスケジュールをこなしていくだけとなりました。

 

色々な話題がありましたが、ほとんどのご家庭で共通して悩みの種になっているものがありましたね。

勉強において、そいつは最強の敵であり、そいつのせいでほとんどの子が勉強ができないという状況に陥っています。

 

中には、その敵とうまくつきあっている子もいますが、大体はその敵に負けてしまっている感じですね。

そいつとうまくやっていくためには、それなりの精神力が必要ですから。

 

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さて、賢明な読者の方なら、その敵の正体は何なのかわかりますね?

その正体は「スマホ」です。

スマホは勉強においては敵でしかありません。

スマホを使用することによって、勉強の時間は大幅に削られてしまうのですから。

 

特に、中3生のご家庭は大変ですね。

この時期はもう勉強の習慣が身についていないといけない時期です。

教育熱心なご家庭なら、スマホの取り扱いについては一定のルールを設けていますね。

 

ルールがある状態でスマホを使用させないと、スマホがどんどん時間を侵食してきます。

動画だったり、SNSだったり、ゲームだったり、スマホは誘惑の塊なんですよね。

こんなモンスターを与えておいて、勉強しろと言ったところで、子どもは勉強するようにはなりません。

 

スマホを与えるなら、必ずルールを設けるべきです。

そして、子どもがルールを守らないのであれば、容赦なく解約するべきでしょう。

 

 

ルールを決めずにスマホを与えて、そのせいで勉強できないからといって塾に入れる。

これって、毎日の食事は高カロリーのものを食べ続け、太ってきたからスポーツジムに通い始める、でも食事のメニューは変えない・・・というのと同じです。

 

どうしてもやせたいのであれば、運動をするのとともに食事のメニューを変えなくてはいけません。

食事のメニューも変えずに、スポーツジムに通ったってやせることができるでしょうか。

これは勉強の場合も同じです。食事のメニューを変えるかのように、スマホの使用にもルールが必要なのです。

 

では、どのようなルールにしたらいいのか。

それは「一定時間勉強をしたら、スマホを使わせてあげる」というのがベストでしょう。

たとえば、勉強を開始するときにスマホを預かり、2時間勉強したらスマホを返して自由に使わせるのです。

 

その日のうちの勉強がしっかりとできて、子どもはスマホで遊ぶことができます。

親は子どもが勉強したかの確認ができますし、子どももストレス解消ができます。

これがバランスのとれたルールになるかと思いますね。

 

仮に「9時以降スマホ禁止」のように、勉強とスマホ使用の順序を逆にしたとします。

その場合、9時以降、子どもはやることがなくなり、寝るのが早くなるだけでしょうね。

子どもを早く寝かせたいのであれば有効ですが、勉強はするようにはなりませんね。

 

勉強に関しては、スマホは敵でしかありません。

スマホを買い与えるなとまでは言いませんが、ルールなしで買い与えるのはダメだと思います。

子どもがルールを学ぶ機会にもなると思いますので、ルールの設定をお願いします。

 

 

それでは、今日はこの辺で。