連日、保護者面談をやっています。
今日は平日希望の方の保護者面談を行いました。
そのときに出た話をもとに、今日は話そうと思います。
「高校生になったら、手が離れて楽になる」
こんな言葉をよく耳にします。
ですが、果たしてそうなのでしょうか。
確かにバイトができるようになるのは、中学生との大きな違いだと思います。
ですが、それは単に社会に出ることが許されるだけであって、立派な社会人になったというわけではありません。
あくまでも子どもですから、考え方は幼稚なままです。
スマホも学校に持っていけるようになるため、ますますスマホに依存していきます。
そうすると、スマホアプリやSNSに支配されるようになります。
自ら考える時間がどんどんスマホに奪われることで、勉強はもちろん将来のことも考えることができなくなります。
スマホしかいじっていないので、外に出ることもなくなり、貴重な体験をしなくなります。
そうなると、将来について考えることができない、自分のやりたいことが見つからないという、無気力な子供になってしまいます。
ひと昔前なら、そんなことはなかったでしょう。
スマホを家でずっといじっているなんてことはせずに、外に出かけ友達と遊んでいることが多かった気がします。
友人と一緒にいれば、コミュニケーション能力を育むことができますし、将来について語り合うこともあるでしょう。
現代はスマホの影響が大きけなってしまい、昔ほど高校生が大人にはなっていないのです。
高校生が子どものままだとしたら、それは親が面倒を見なくてはいけないことになります。
高校生になったからといって、放置してはいけないのです。
今は大学生ですら精神的に幼いと思います。
高校生だから大丈夫というのは、今では通用しないでしょう。
将来についても、本人に任せることなく、親がしっかりと導いてあげるようにしてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。