今の状態で先が知れる・・・

昨日から保護者面談が始まりました。

忙しい中、時間を作ってくれた保護者様方には感謝です。

今回参加を見送った方は次回の参加をお待ちしております。

 

保護者面談は塾と保護者の方との連携を密にし、子供の指導に活かしていく目的で、毎年2回行っています。

参加は任意にしていますが、お子様の指導をよりよくしたいとお考えなら、ぜひ参加してもらいたいですね。

 

今日は昨日の保護者面談で出た話をさせてもらいます。

 

「家で全く勉強しない」

これは勉強ができない子の家庭の悩みではありません。

実はこれは優秀な成績をとっている子の家庭での悩みなのです。

 

優秀な子は家で勉強ができる・・・わけではありません。

どんな子でも、誘惑の多い家では勉強なんてできないものなんです。

よっぽど意識の高い子は別ですが、基本的には家でしっかりと勉強している子なんていません。

 

でも、このままでは高校生になったとき、勉強するかどうかが疑わしいですね。

中学生時代に集中して勉強した経験がない生徒は、高校で自主的に勉強するようにはなりません。

中学生時代にさほど勉強した経験がないのに、高校生になって熱心に勉強し始めるなんて子は、私の教え子の中にはいませんでしたね。

 

高校生になっても勉強させたいのであれば、中学生時代にこれでもかと勉強させるしかないんです。

そのために、私は中学生に半ば強制的に勉強させるようにしています。

それが、後に頑張ってくれる土台になるとわかっているからです。

 

とはいえ、中学生時代に勉強をさせたら、高校生になったら全員勉強するようになるとはかぎりませんけどね。

でも、高校生になっても熱心に勉強している子は中学生時代に必ずしっかりと勉強をしています。

 

別に家で勉強できなくてもいいのだと思います。

家で勉強できないのであれば、塾を大いに利用すればいいですし、図書館でも学校の自習室でも外で勉強しようと思えばどこでもできます。

 

だからこそ、必ずしも家で勉強しなくてもいいのです。

家で勉強していないわが子を見てイライラするくらいなら、塾に放り込んではいかがでしょうか。

最低でも、塾に入ってしまえば勉強するしかありませんから。

 

何度も言いますが、自主的に家で勉強する子なんていませんからね。

それでも、家で勉強させたいのであれば、強制力が必要になります。

ルールの管理が徹底できるのであれば、家で勉強させることも可能でしょう。

 

その代わり、子どもにルールを守らせることを頑張ってやってくださいね。

保護者は子供以上に努力をしないとダメだと思いますよ。

子どもに何かをさせたかったら、躾けをする側が頑張ることを怠けないようにしましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。