理想は「放置すること」なんだよなぁ。

今日は朝10時から中3の理社の集団授業を行いました。

ただ、今日はあきれてしまいましたね。

あれほど大事だと念押しをしていたのにも関わらず、宿題をやっていなかったんですから。

 

どれだけ授業を受けようが、復習をしないと意味はなくなります。

宿題をしてこなかった子は1回分の授業を無駄にしたわけですね。

しかも、一度教えたことを質問してきたので、さすがに怒りましたね。

 

どんなにいい塾に通おうが、復習のための宿題をしっかりとこなさないと頭はよくなりません。

うちの生徒の中にも、入塾以来、全く成績が上がっていない子が数人いますが、その子たちは言われたことはやってくるものの、それ以上のことはやろうとはしていません。

何も考えずに生きていると、成績だって上がらないんです。

 

中3生には日々課題をやらせています。

今日、中3生と課題について話をしていたのですが、「これって意味あるの?」と聞いてきました。

毎年、数人の生徒がこのような疑問を持つのですが、今年も案の定、出てきましたね。

 

私ははっきりと「意味ないよ」と答えておきました。

そして続けて「何も考えずに、ただ問題を解いていたって成績は伸びないよ」と言っておきました。

何でもそうですが、効果を最大限にしたいのであれば、言われたことをただやっていてはダメなのです。

 

ヒントは毎回伝えているんですけどね。

何度、言われても心に響かなければ意味はないんですね。

ヒント通りに動けば、効果は絶大になるんですけどね。

 

タイトルのように理想は「放置すること」なんです。

生徒自身で考えて行動することが理想なんですよね。

成績を上げたければ勉強すればいいし、成績がどうでもいいのであれば勉強なんてしなければいいんです。

 

それを決めるのは自分であるべきだし、そうでないと責任の所在が自分になることはありませんね。

人に言われて行動しているのは、どうしても2流にしかなりえないんです。

やらされている状態なのはダメなんです。

 

であれば、いっそのこと放置してしまいたいですね。

その代わり、責任も放棄させていただきますがね。

成績が上がらないのはあくまでも自分のせいなんですよね。

 

とはいえ、それはあくまでも理想であって、そんなに簡単に事は進みません。

だからといって、放置することもあきらめられないですけどね。

 

よって、うちの塾では強制的に勉強させる時間はできるだけ多くしていきます。

それを活かすかどうかは生徒次第ですね。

もちろん、ヒントが欲しければ与えますよ。その代わり聞きに来てくださいね。

 

あまり多くのことを与えずとも、成績が上がるように仕向けていきたいですね。

理想を実現できれば、そこで育った生徒は自分の力で成長することができますから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。