やる気があっても口だけじゃダメですね。

うちでは授業毎に確認テストを行っているのですが、不合格になったら繰り返しを宿題として、再テストをうけてもらっています。

 

再テストが常連になってしまう子もいるのですが、一発で受かる子はしっかりと一発で受かっています。

一発で受かる子というのは、授業内容を理解し、宿題をきちんとやってきています。

やることをしっかりとやっていれば合格はできるんですよね。

 

再テストをするとしても、2回目で合格できない子もいます。

やり直しを宿題にしていても、やり直しが不十分で完璧に覚えてこようとしていないんです。

何度も繰り返して100点とれるまでやるだけでいいのに。

 

2回目も不合格になった子には、注意を与えます。

どうやってやり直しをすればいいのかを教えます。

ただ、やる気がない子はいくらたってもできるようになりませんが。

 

やる気があったとしても口だけでは意味がありません。

とある中学生はいつも「やってきます!頑張ります!」と威勢のいいことは言うのですが、蓋を開けてみると、たいして勉強していないことが多いです。

 

その生徒に「何回繰り返しをすればいいと思う?」と質問してみました。

すると、その子は「2回」と答えました。

私が首を振ると、「じゃあ、3回」また首を振ると「・・・5回?・・・10回!」と答えて私は「そうだよ」と答えました。

 

2回くらい繰り返してできる子というのは、才能にあふれています。

2回なんて繰り返したことにならないです。

ましてや、100点を目指しているのであればそれでは足りません。

 

10回繰り返す。凡人はそこまでやらないといけません。

というのも、私が10回繰り返していた子だから言えるんですよね。

私は飲み込みの悪い子でしたから、10回は同じ問題を繰り返してテストに臨んでいました。

 

やる気があっても行動しなくてはダメです。

そして、その行動というのは目に見える形でないといけません。

ノートに何度もやり直しをして、完璧にしてくる。それを見るまでは生徒のやる気を信用することができませんね。

 

行動に移せる子は成績が自然と上がってきます。

この生徒が目に見える努力をして、成果を出してくれたら、私もうれしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。