「学力の低い子が、勉強時間を多くして、成績上位までに成長する。」
理想的なサクセスストーリーですね。
では、そんなことは自然と起こるのでしょうか?
誰もが夢見るサクセスストーリーですが、自然発生はありません。
そもそも、勉強時間というのは学力と比例しているからです。
学力が高い子は毎日の勉強時間が長いです。
すでに学力が高いのにも関わらず、まだまだ成長したいと願い勉強し続けるのです。
それか、今の学力をキープしたいと願って勉強するのです。
一方で、学力が低い子は勉強時間がとても短いです。
もともと学力が低いのは、勉強時間が短いからであることが多いです。
勉強の習慣がないから、学力が低いといえます。
上記のサクセスストーリーは学力が低い子が勉強時間を多くしないと起こりません。
学力が低い子は、そもそも勉強が嫌いですから、自ら勉強しようとは考えません。
外部からの圧力がかかるか、夢でも見つけない限り、劇的な変化は起こりません。
外部からの圧力というのは、塾などで勉強するように指示された場合です。
ですが、これはあくまで人にやらされているだけになるので、成績を上位に持っていくためにはまだ足りません。
まずは、やらされている状態でもいいので、成績を上げることが大事です。
一度、成績を上げる快感を感じることで、勉強への意欲が高まる可能性があるのです。
頑張った成果が出るというのは嬉しいものです。だから、次も頑張ろうと思うのです。
成績を上位に持っていくためには、学力の高い子たちがやっている勉強時間よりも長い時間勉強するしかありません。
学力の高い子は、勉強自体が好きになっていますので、自然と勉強時間を増やすことができます。
学力が低い子にとって、これを上回るのは容易なことではありません。
マラソンでいえば、中団から先頭集団に追いつき、そして、先頭集団と同じペースで走り続けることと同じです。
マラソンでは、先頭集団というのはエリート集団です。
優勝を狙っている人たちが先頭集団で集団を作っているのです。
理想は最初から先頭集団に入っておくことなのです。
そうすれば、あとは先頭集団から遅れないようにペースを調整すれば、第一志望に入ることができますからね。
今現在、中団にいる人は、早めに先頭集団に入るためにペースを上げなくてはダメですよ。
そして、その先頭集団の人たちと同じように走り続けるのです。
最初は無理が生じると思います。
でも、前に追いつくためですから、無理をするのは仕方ないことですね。
高みを目指すためには、無理なことをやりましょう。
サクセスストーリーを成し遂げたい人は、早めに行動してくださいね。
それでは、今日はこの辺で。