最低限のことができる子に育てましょう。

今日も定期テストのための勉強をしに、数人の生徒が自習をしています。

ただ、この子達のほとんどは罰ゲームを受けているだけ。

今週、水曜日に学校ワークの確認をしたのですが、すべて終わってなかった子たちには罰ゲームを実施しています。

 

罰ゲーム参加者の数は中3で4名、中2で3名です。

この子達は定期テストが終わるまで、毎日塾で3時間の自習をしてもらいます。

ただ、これはやらされているだけのことなんですよね。

 

やらされている子は最終的に伸び悩むことになります。

期日が守れない子は、時間内に成果が上げられません。

いかに自分で成績を伸ばそうと思うのかが大事なんです。

 

罰ゲームに参加していなくても、家で勉強していなければ意味がありません。

期日を守ったことは立派ですが、あくまでワークを終わりにするのは、前段階が済んだだけです。

これからが勝負になるのに、ワークが終わってホッとしている場合ではないんです。

 

成績を上げようとする子は自然と勉強してくれますけどね。

自然と勉強する子は成績は上がってくるでしょう。

 

言われて勉強するのは結局2流なんですよね。

言われないで勉強するのが1流、他の人以上のことをするのが超1流なんです。

もちろん、勉強しないのは3流ですけどね。

 

全員が超1流になることは難しいでしょう。

どの世界でも落ちこぼれは出てしまうのです。

ただ、最低でも2流でいることが大事なんじゃないですかね。

 

3流にすることはいつでもできます。だって、勉強させなければいいんですからね。

自分の子を3流にしたいのであれば、勉強させないでくださいね。

 

遊ぶことを許可し、夜更かしを許可し、スマホをいじるのを許可してください。

これで3流の子の出来上がりです。

保護者にとっては、子どもをただ放置するだけです。とても簡単なことですね。

 

逆に2流以上の子にしたいなら、上記の逆を実行すればいいだけです。

毎日勉強させる、テスト前は遊ぶの禁止、早寝早起きをさせる、テスト前はスマホはいじらせない。

これで2流以上の子の出来上がりです。1流にするためにはまだまだやらなきゃいけない過程がありますけどね。

 

テスト前くらい最低限のことをさせましょう。

それができないなら、自分の子が3流の子であることに誇りをもちましょう。

 

子どもを頑張らせる秘訣は、保護者が頑張ること以外にありませんよ。

テスト前くらい心を鬼にして、勉強をさせてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。