点数で判断するか、中身で判断するか。

とある中3生の話です。以前も話した生徒ですかね。

この生徒は英語が苦手な状態で中1のころ入塾してきたんですが、今では英語が大得意になっているんですね。

 

かなりの成長を遂げたんですが、最近実力テストの英語の点数がそこまで高い点数がとれていないんです。

これは数をこなすしかないかなと、実力テストに似た問題をどんどん解かせているのですが、毎回ほぼ満点の出来なんです。

 

英語の実力は十分あるのに、テストの点数がとれていないのは、精神的な問題もあるのかなと思います。

ただ、やはり点数が伸びてこないと、自分の成長を感じることはできないんですね。

 

本人も周りの人も「点数」でその人の成長を確認することとなります。

点数が低ければ成長していないと考え、点数が高ければ成長していると考えてしまうのです。

 

でも、指導している私のような先生側からすると、点数だけでは測ることができない成長度合いを感じることができます。

たとえば、以前間違えていた問題が解けるようになったり、以前は覚えていなかった用語や考え方を次はしっかりと覚えていたりと。

 

しかし、やはり点数がとれないと成長は実感できないですね。

どれだけ成長をしていようが、それを点数で表現しなくてはいけないのです。

 

では、いつになったら点数に成長が現れるのか。

それは人それぞれなんですが、早くても3か月くらいかかると思われます。

 

今は成長を感じることができていなくても、いつか成長を感じられる時が来るのです。

それまでは、どんだけ点数が上がってこなくても、歯を食いしばって頑張り続けるしかないんですね。

 

成長はいきなり来るものです。

入試直前に出てくる子もいますし、入試よりもずっと前に出てくる子もいます。

 

結局、勉強量がたまってくると成績が上がるものなんです。

だからこそ、今は地道に勉強量をためていきましょう。

 

きっと爆発的に成績が上がっていきますよ。

自分の可能性をぜひ信じてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。