夏休み中にやっていた中3用の課題が先週から再スタートしました。
ここからは学校に通いながら、毎日課題をやってもらうこととなります。
夏休み中は課題だけやっていればよかったのが、今後は学校が終わってから家で課題を進めなくてはいけません。
毎日勉強する習慣を嫌でも身につけるためにも、課題は毎日出すようにしています。
今日はその一週間の課題の成果を、課題テストで確認します。
毎週毎週水曜日は課題テストを行い、課題の出来を測っていきます。
確認テストの内容は課題の範囲に沿って出していますので、どれだけ真剣に課題に取り組んだかが点数でわかります。
とはいえ、課題用のテキストとは同じ問題が出ているわけではないので、その範囲をしっかりと理解していないと合格はできません。
毎年この課題テストをやっているのですが、その年その年で色々ですね。
たとえば、課題を毎日やらないで一気にやって課題テストに臨む子がいました。
この子のノートを確認して一気にやっていることがわかったのですが、私はその事実を見て大いに怒りました。
他には、課題をただ解くだけでしっかりと理解しないがために、課題テストの点数はボロボロな子がいました。
そんな子には、わからないことを教科書で調べることをやらせましたね。
結局、夜10時までかかって課題テストをクリアしていました。
この課題テストの目論見は、もちろん入試で点数をとらせることにあります。
ただ、問題を解かせたところで、その中身をしっかりと理解していないと意味はありません。
それを調べて自分で理解していく作業が必要なんです。
これはゆくゆく自分で勉強していくときに役立ちます。
今後の人生、いつ勉強しなくてはいけなくなるかわかりません。
その時に自分なりの勉強方法が確立していないと、勉強しても成果を出すことはできないでしょう。
入試に受からせるだけなら、ここまでのことはしなくてもいいのかもしれません。
むしろ、今から必死に勉強している子なんていないでしょう。
しかし、うちの子たちは早めに受験生の意識を高めてほしいのです。
早めの準備は必ず自分のためになります。
今年度の子達も、今までの先輩同様、しっかりと頑張ってもらいたいですね。
まだまだ始まったばかり、これからが楽しみです。
それでは、今日はこの辺で。