中２や中３など途中から入塾する子に共通するのは、塾に通っていない期間の勉強がスッポリ抜けていることです。
これは全く勉強させないで、成績が下がったから困って塾に入れようとしたからですね。
成績自体は毎日勉強させないと、維持することができません。
勉強していなければ成績が下がるのは当たり前ですよね。
逆にいえば、塾に入れずとも、毎日家庭で勉強させていれば成績はキープできるはずなんです。
勉強のさせ方がわからないから、勉強させないというのは無しですよ。
勉強の仕方がわからなくても、とにかく勉強させればいいんです。
勉強に近道などはありません。
試行錯誤して苦しんで苦しんで初めて、勉強方法なんてわかるようになるんです。
それを勉強方法がわからないからといって、勉強させないなんてお門違いですよ。
塾に通おうが通うまいが、毎日勉強させる。
これは徹底しなくてはならないことです。
塾側としても、全く家で勉強した経験がない生徒を受け入れるのは抵抗があります。
家で勉強を毎日させているのに、成績が上がらないんです。
そういう人が塾を利用するべきだと思うんです。
塾は本来、勉強させる場ではなく、成績を上げるためのテクニックを教える場なんです。
学校では教えてくれないことを塾で教えるのです。
しかし、最近の多くの塾は学校と同じことを教えている気がします。
それは、うちも例外ではありません。
学校で基礎が理解できない子に対しては、塾でも基礎を理解させないといけないのです。
これは、本来、塾の仕事ではないと思います。
あ、予習している場合は違いますからね。予習は基礎からやらないといけないので。
塾に入る前に、今できることをしてみませんか？
家でのルールを徹底するだけでも構いません。
しっかりと家で勉強する時間を作るだけでいいんです。
毎日勉強させてみて、それでも成績が上がる気配がない。
毎日勉強しているけど、なかなか勉強方法が見つけられない。
毎日勉強させているのに、学校の授業が理解できるようにならない。
そうなったら、塾に頼りましょう。
大事なことは、「毎日勉強」が枕詞になるようにすることです。
塾を最大限利用したいのであれば、「毎日勉強」ができてからでも遅くはないですよ。
すでに塾に通っている人も例外ではありません。
塾に通っているのに、成績が上がっていないのなら、毎日勉強させることを徹底してみてください。
せっかく通っている塾を最大限利用するためにも、「毎日勉強」は大事なキーワードですよ。
それでは、今日はこの辺で。