やらされている内は成績は伸びない。

先日、高2の生徒と今後の進路について話をしました。

以前は親から言われた進路を目指していましたが、この夏にその進路が自分がやりたいことではないことが判明しました。

急遽、進路を変更という話が出たので、生徒とそのことについて色々と話をしました。

 

自分で進路を決められない子は多いと思います。

となると、家族会議を開いて、親が色々な進路を提案することになると思うのですが、本人がその進路に進む気がないと、それに向かって頑張ることはないでしょう。

 

進路はそこに進もうとする強い意志がないと、進むことはできないと思います。

どんだけ周りが子供のために進路を勧めたとしても、本人にやる気さえなければ無駄なのです。

 

もし、親の意向に沿った進路に進んでもらいたいのであれば、子供の成長過程において色々な経験を踏ませるしかありません。

単純に言葉だけでは足りないのです。経験を踏ませることでその子が自発的にやりたいことを言わないとだめだと思います。

 

これは高校進学においてもそうです。

本人がその高校に行きたいと考えなければ、真剣に目指すことはしないでしょう。

成績においてもそうです。

本人が成績を上げたいと思わなければ成績が上がることもないのです。

 

頭ごなしに「こうしろ!」と命令しないでくださいね。

「こういうのはどう?」という提案をし続けて、子供自身に選ばせることが大事だと思います。

 

「子供に任せています。」という方もいますが、その場合は子供がどんな選択をしようと応援しなくてはいけませんよ。

それが嫌なら、子供に進んでもらいたい進路をしっかりと提案するべきだと思います。

 

子供自身がどうなりたいのか?

それを引き出すことを早急に進めていきましょう。

成績が上がるかどうかはそれからだと思いますよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。