夏期講習2018 20日目

二つの台風はこちらには来なかったので良かったです。

風は強かったですが、雨はさほど降りませんでしたね。

このまま夏休み中に台風が来なかったらいいのですが・・・

 

さて、今日の本題に。

この地域特有のお話なんですが、この地域の子たちは熱心に勉強する子が少ないように感じます。

原因は、ここの近辺の高校の難易度が低いからでしょう。

 

この地域は極端に高校の難易度が低く、そこまで頑張らなくても高校に進学することができてしまいます。

それは長い目で見れば、不幸なことだと思います。

 

ここの近辺の高校では、大学に入ることが困難になります。

もちろん、どこでもいいから大学に行くのであれば、問題なく大学に進学できます。

ただ、そんな大学に入ったところで、何の得があるのでしょうか?

 

大学を出てから待っている社会では、能力の高いものが生き残る弱肉強食の世界が待っています。

ぬるい学生生活を過ごしていた子が、そんなサバイバルの世界を生き残ることができるのでしょうか。

 

そんなに勉強しなくても高校に進学することは可能です。

ですが、その先を生きていくのは大変なことになるかと思います。

 

高校に行きさえすればいい!という考えは危険ですよ。

その後のことも考えて、子供に接するべきだと思います。

 

高校に入ったら全く勉強しなくなった⇒成績は進級すれすれ⇒高3になったら、どこの大学も入れない・・・⇒仕方なく、地元の会社に就職する。

この地域にはこんな子供がたくさんいます。

ほとんどの子供がこんな感じなんではないでしょうか。

 

大事なことはこの地域の学力の低さを自覚することです。

そして、できればそれなりに学力が必要な高校に進学することです。

もちろん、大学進学を視野に入れていないのであれば、そこまで考える必要はありませんけどね。

 

将来、子供が自立して生活をしてもらうためには、基礎力が身につく中学時代にいかに勉強するかが大事になると思いますよ。

 

この地域だけが例外なだけで、ほかの地域の中学生はかなり勉強してますからね。

中には朝10時から夜10時まで勉強させている塾だって存在しているんです。

 

将来、こんなに勉強している地域の子と、何かのきっかけで競い合うことになるかもしれません。

もし、そうなったら勝てると思いますか?

 

 

それでは、今日はこの辺で。