夏期講習後半も3日が過ぎました。
英語が苦手だった、とある中3生が少しずつですが、英語の基本が身についてきましたね。
こんなに早く身に着くのはまれなことです。
この子自体にそれだけの才能があったのでしょうが、それでもすごいことだと思います。
さて、今日の本題に。
とある中2生に理科を教えていたところ、説明を聞いたらすぐに理解をしていたので、私がこの子に「すごいね!」とほめてあげたんです。
すると、この生徒は「いや、先生の教え方がいいからですよ」とうれしいことを言ってくれました。
でも、私は他の子にも同じように指導しているんですよね。
この子だけ特別扱いしているわけではないんです。
このように、同じように教えていても、すぐに指導がその子に届く場合と、届かない場合が出てきます。
本来なら届かない子なんか出してはいけないんですけどね。
そこは、私の至らなさなのでしょう。
届くかどうかは、その子の興味が関係しています。
同じように理科を指導していても、理科に全く興味がない生徒には、指導内容がいまいち届かない場合があります。
逆に理科に興味がある子、勉強熱心な子には、ほかの子よりも多くのことが届くんですよね。
成績が伸びるか伸びないか、理解できるかできないかはその子の資質が大きくかかわってきます。
小さいころからいろいろなことに興味が持てる子は、成績が伸びるのが速いですよ。
勉強の資質はたいてい子供のころに形成されてしまいます。
まずは、何でもいいから興味を持たせること。そして、それを応援してあげること。
それが何より大事なんではないかと思います。
遅きに失した状態にならないように、幼少期の育て方を慎重に行ってほしいですね。
それでは、今日はこの辺で。