通知表を見るなら、ココを見てほしい!!

今日は終業式でしたね。中学生は通知表をもらっていると思います。

高校は前期後期制なら、10月まで成績表はもらえませんね。

 

通知表は必ず比較するようにしてくださいね。

今回は1学期なので、前学年の3学期と照らし合わせてください。

そこで上がっているのか、下がっているのかを確認してくださいね。

 

もし、上がっているのであれば、褒めてあげてください。

褒めることは必ずしなくてはいけないと思います。

子供は褒められて伸びるものですから、少しでも上がっているのであれば、必ず褒めてあげましょう。

 

もし、下がっているとしても、数字だけをみるのではなく、各評価を見るようにしてください。

たとえば、「4」から「3」に下がった場合、

Aが2つでBが2つだった状態から、Aが1つでBが3つになったとしたら、そこまで下がっているわけではありませんからね。そんなにきつく叱る必要はないと思います。

 

そして、全体的に見てほしいところがあります。

それは、「関心・意欲・態度」の項目です。

ここが「A」以外であれば要注意です。

 

「関心・意欲・態度」が「A」であれば、学校の授業態度が良好であり、先生からも好かれている可能性が高いです。

この項目は生徒の能力に関係なく、授業態度を見られるものですから、素直に判定されることとなります。もちろん、提出物がきちんと提出されているかも見られます。

 

他の項目は定期テストの点数や能力に関係するものなので、テストの点数自体を上げていかないと良い評価はつきません。

 

「関心・意欲・態度」の項目が「B」もしくは「C」がついている場合、学校の授業をまじめに聞いていない可能性があります。

寝ていたり、ノートをとらなかったり、友達としゃべっていたり、そもそも先生に好かれていない可能性もあります。

 

これは叱る対象です。

学校の授業をなめていることがバレバレなので、意識を変えないといけませんね。

先生との相性もあるとは思いますが、頑張ろうとしている子の評価を下げようとする先生はいませんから。

 

「関心・意欲・態度」の項目はすべてオール「A」でないとだめです。

これは成績を上げようとする以前の問題です。

勉強に前向きなのかどうかがわかる項目なので、絶対に確認するようにしてください。

 

もし、子供がちゃんと学校の授業を聞いていると言い張るのであれば、学校の先生との面談で授業態度について、どう見られているのかを確認してみてください。

本人がいかにまじめに授業を受けていようと、それが周りの人に伝わっていないのであれば問題です。その場合は、どこを直せばいいのかを学校の先生に尋ねてみてくださいね。

 

通知表の成績は高校の内申点につながる大事なものです。

特に中1の3学期、中2の3学期、中3の2学期が高校の内申点に直結しますので、重要視してくださいね。

 

とはいっても、今はまだ1学期です。

2学期以降でしっかりと成績をとろうと思えば、これからの改心次第でどうとでもなります。

通知表とはしっかりと親子で向き合い、よりよい方向に進めるようにしっかりと対策を講じてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。