「塾を辞めさせる」と告げるのも一つの手。

成績を上げる気がない生徒に教えるのはこちらも骨が折れます。

そんな状態の生徒に、どれだけ一生懸命教えたところで何も響かないのですから。

 

うちの入塾資格の一つに、本人に成績を上げる意思があるかどうかがあります。

どれだけ保護者が子供に成績を上げてもらいたいと願ったところで、本人にその気がなければ塾に通わせる価値はないと思います。

 

過去には、全く塾の言うことを聞かない、勉強する気のない生徒を辞めさせたことがあります。

そりゃそうです。塾の言う通りにしてもらわなければ成績は上がらないのです。

そんな生徒に労力を使うのは馬鹿らしいですし、ほかの生徒にも迷惑がかかります。

 

せっかく塾に入れて毎月塾代を払っているのであれば、塾に行かせるかどうかを判断できるのは保護者のみなさんです。

塾に行かせるのも行かせないのも保護者様次第なんです。

 

今日も3件の保護者面談を行いました。

その中のとあるご家庭では、勉強のやる気の見せない子供に「勉強しないのであれば塾を辞めなさい」と告げたそうです。

 

私はこの行動が間違っているとは思いません。むしろよく言ってくれたと思いました。

仮にも子供本人が通いたいと言った塾です。

通いたいと言ったにもかかわらず、全然勉強しないでは話が通りませんよね。

 

子供がその塾に通いたいと言っているのであれば、それなりの対価を要求しなくてはダメだと思います。

毎月、高い授業料を払っているわけです。

成績を上げるつもりがない子にお金を払い続けるべきではありません。

 

私は無下に塾を辞めさせろと言っているわけではありません。

そうではなくて、せっかく塾に入っているのだから頑張ってほしいのです。

 

なぜ、塾に通わせてもらっているのかを子供に考えさせることは大事ですよ。

もし、我が子が勉強しないで困っているのであれば、親子で話し合ってください。

 

冷静に怒ることなく、しっかりと腰を据えて話し合ってみましょう。

くれぐれも塾に通わせてもらうのが当たり前だなんて思わせないでくださいね。

 

ちなみに、上記の生徒は塾は辞めないと答えてくれたそうです。

これからの本人の頑張りが今から楽しみですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。