保護者面談でわかってくる塾の評価。

今日から前期保護者会が開始されました。

ここから1か月間近く保護者会が行われます。

 

保護者会で知りたいのは、ずばり塾の成績です。

生徒の成績が上がっていれば、塾の成績は良いことになります。

逆に成績が上がっていなければ、塾としても成績は悪いものと認識しなくてはいけません。

 

今日、行ったご家庭は最近入塾した生徒と、中3から入塾した高2の生徒でした。

前者の方は、今回の定期テストでは点数が上がったものの、保護者様の満足度的にはまだまだなので、塾の成績的には中の上でしょうか。

後者の方は成績が停滞している状態なので、塾の成績的には中の下になってしまうでしょうか。

 

もちろん、テストの成績だけで塾の成績がすべて決まるわけではありませんが、せっかく塾に通っているのですから、テストの成績にはこだわりたいと思います。

 

そして、保護者会で知りたいのは子供の家庭での学習状況です。

塾で指導しているだけでは、家での様子をうかがい知ることは難しいです。

 

授業の度に勉強するように指示していますが、生徒は「ちゃんとやっているよ」と答えるだけです。

実際、本当に勉強しているのかは不明なんです。

そのため、保護者様の目から見てちゃんと勉強しているのかを確認したいんですね。

 

そして、保護者様の目から見ても勉強していないようでしたら、こちらから協力を求めることができるんです。

たとえば、今日のご家庭ですと、生徒の一日の過ごし方がスマホをいじることらしいのです。

 

定期テスト前は学校ワークを勉強してくれていたらしいのですが、スマホは身近に置いた状況だったらしいです。

保護者様もスマホを預かった方がいいのか懸念されていましたので、私も遠慮なく定期テスト前はスマホを預かってくださいとお願いすることができました。

 

生徒の成績を本当に上げるためには塾の取り組みだけでは不十分な場合が多いのです。

家庭でどれだけの勉強を、どれだけ集中して取り組んでいるかが、どうしても大事になるのです。

 

スマホをいじり始めてしまうと、止めることは難しいです。

大人でも難しいことなのですから、子供ではなおさら難しいのです。

 

スマホは勉強にとっては敵でしかありません。

勉強するときはもちろん、定期テスト前はいじらせないようにするのが賢明です。

集中して勉強しないと、成績は上がることはありませんからね。

 

これをご覧になっている保護者の方々、定期テスト前くらいはスマホとゲームを取り上げてくださいね。

ちゃんとルールを守らせること。それが大事ですよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。