昨日紹介した繰り返しノートの子は4教科が90点以上、残り1教科が80点以上でした。
いつも以上に点数をとってきたので、すごいね!とほめたところ、
にこっと笑って嬉しそうにしていました。
点数が上がったのを素直に喜んでいるんでしょうね。
これってとても大事なことだと私は思います。
勉強って子どもにとっては苦痛なことなんです。
しかし、すらすら問題が解ける快感ってすごいんです。
苦痛に思っていた勉強も、やってよかったと思えるようになるんですね。
どんな子だって点数が上がったらうれしいものなんです。
でも、点数を上げてくる子っていうのは、それなりに努力をしているものなんです。
上記の生徒だって、スマホをもっています。
毎日スマホをいじっていますし、長時間勉強している子ではないんです。
でも、定期テストで点数をとるために、日々やらなくてはいけないことを淡々とやっているんですね。
勉強しないで、点数が上がることはありません。
しかも、点数を上げようという気持ちがないとだめなんです。
点数を上げるためには、暗記をしっかりと行います。
テストのときにすらすら頭から答えが出てくるくらい、しっかりと暗記をするんです。
難しい問題は考え、頭を柔らかくしていくんです。
簡単な問題は完璧になるまで繰り返しをします。
実はこれはすべて私が中学時代に行っていたことなんです。
このやり方で私は高得点を取り続けたんです。
では、私はまじめな子だったのか?
実は、かなり不真面目な子でした。
親に怒られるまでゲームをやっていましたし、暇さえあればマンガを読んでいました。
でも、毎日少しずつ勉強はしていたんです。
定期テスト前の2週間前には自分で計画を立て、定期テスト勉強をしていました。
早いときには1か月前から準備したこともあります。
理想は遊ぶときは遊び、勉強するときはしっかりと勉強することです。
そのメリハリがしっかりとついていれば、問題なく高得点はとれるんです。
子供を無理に勉強させる必要はないのかもしれません。
しかし、勉強させておかないと、あとで痛い目を見ることも確実なんです。
うちの親はそこら辺はしっかりと教育してくれていましたから、私が勉強しないで遊んでいたら容赦なく説教をしてくれました。
まずはその子なりの最高記録を更新させてあげましょう。
一度成功を体験すると、人はその成功体験にすがるようになります。
一度の成功が次の成功につながっているのです。
次の定期テストまで約3週間です。
準備を開始していきましょうね。
それでは、今日はこの辺で。