3月から入塾した生徒たちはもうそろそろ3か月が経過します。
塾のシステムにも慣れ、授業にも慣れ、そろそろ中だるみが始まるころですね。
人は慣れてくるころに力を抜き始めます。
中1や高1も初めての定期テストが終わりを迎え、一通り学校生活のリズムがわかり始めます。
そうすると、最初は緊張して準備を進めていたことが、次からは経験済みということで適当に流し始めます。
最初は頑張るけど、その頑張りが続かなくなるのです。
5月病という言葉も生活に慣れ始め、理想との格差によって引き起こされるといわれています。
入学してはみたけど大したことなかった。
多分、今後は力を抜いてもやっていけるだろう。
そう思ってしまうのです。
実はここから人は脱落していきます。
初心を忘れて、夢を忘れて、受験時の努力すら忘れていきます。
ただ、高校生活を毎日こなしていくだけ。テスト前に頑張るフリをするだけ。
そんな無気力な生活を始めていきます。
初心忘るべからずですよ。
高1生は特に何のために勉強を頑張って高校に入学したのかを思い出しましょうね。
塾でも同じです。
慣れてくると、途端に力を抜き始める子が出てきます。
何のために塾に入ったのかを忘れてしまうんですね。
塾は成績を上げるために入るものです。
それ以外の理由はありません。
一度このタイミングで思い出してくださいね。
保護者の皆様にもお願いしますね。
自分の子供が塾に通っているのは何のためなのかを確認してくださいね。
そして、我が子に成績を上げる気持ちがないとわかったら、塾はやめさせましょう。
初心を忘れないようにすることは、一人ではできないものです。
周りの人間が指摘してあげることで、初心を思い出すと思いますよ。
もちろん、初心を忘れずに頑張っているのであれば大丈夫です。
その時は、きちんとほめてあげてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。