子供は大人が当たり前と思える行動ができないもの。

指導していると、こんなこと教える必要あるのかなと思うことがあります。

その内容はたいていの人間が考えれば思いつくことなんですよね。

お金をもらっている以上、有益なことだけを教えたいと思うのですが、実はその考えって間違っているんですよね。

 

子供って自分では気づけない生き物なんです。

ただ、普段から考えて行動している子は別です。

普段から考えている子は、なぜその行動をしなくてはいけないのかを考えて行動しているので、自分のためになる行動ができているんですよね。

 

次に何をしなくてはいけないのか。

どう行動すれば自分のためになるのか。

普段からこのように考えることだできている子はまれなんです。

 

このような行動ができている子は、子育ての段階で質問を受けながら成長しているんですよね。

躾けをする際に、何でこれは守らないといけないと思う?と親からなぞかけを受けて育っている子は普段から考える子に育ちます。

 

自ら考えることができない子には、懇切丁寧に教えてあげなくてはいけません。

何度も同じことを怒らずに教えてあげなくてはいけません。

 

そんなことをいいつつ私も何度も同じ説明をすると、何度同じことを言わせるんだ!!って怒ってしまうことがありますけどね。

そのたびに、私はまだまだ人間的に未熟だと痛感します。

 

私を含めて教える側は、根気強く接しないとだめですね。

ある意味、子供と大人の意地の張り合いでしょうか。

子供がわかるまであきらめない!そんな気持ちが大事なんでしょうね。

 

想定してほしいのは、子供は大人が思う以上に何も知らないということです。

中学生でも高校生でも、わかっていないなら目線を下げて教えてあげなくてはいけないんでしょうね。

 

そして、考えさせるためにも、何でそれをしなくてはいけないのかを考えさせてみてくださいね。

自分の考えがはっきりと言えるようになることも大事なことですから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。