意外と読書も難しいものなんです。

このブログでも何度も言ったいますが、読書はした方がいいと思います。

それは、マンガでも文章の本でもどちらでもいいと思います。

 

マンガであれば、絵が描かれていますので想像力は養えませんが、

話の展開だったり、漢字の読みだったり、語彙力が身についたり、

メリットはたくさんあります。

 

先日、中3生がマンガの貸し借りをしていました。

マンガは「ナルト」というジャンプで連載していたものです。

私も全巻読んでいます。

 

そのマンガを貸した生徒と内容について話をしていたのですが、

その中でわかりにくかった内容があったとのことでした。

詳しく聞いてみると、確かにわかりにくい内容だと思いました。

 

私たち大人にとっては経験値の差でしょうか、そこまでわかりにくい内容ではなかったのですが、中学生にとっては難しい内容だったようです。

「ナルト」はアクションものなのですが、ところどころ奥の深い内容が入っているんですよね。

 

マンガであっても、理解が大変な内容は存在します。

そして、その内容に出会うと、考える機会を得ることができるんですね。

この生徒は、今ではその内容を理解しているわけですから、考える機会にしっかりと考えた経験を持つことができたということになります。

 

対して、文章だけの読書ですが、これはどんなジャンルでも構わないと思います。

生徒の多くがライトノベルというジャンルを読んでいます。

これはアニメになりやすいジャンルなんで、生徒にとっても読みやすいものだと思います。

 

文章だけの読書であれば、登場人物や場面での想像力が働きますし、わからない言葉も数多く出てくるので、知らない言葉に対する予想もたつようになります。

 

できれば、わからない言葉があったら、辞書を使って調べた方がいいんでしょうけどね。

そこまですれば読書の最大限のメリットを得ることができます。

 

昨日、とある中2生と読んでいる本について話をしていたのですが、

その生徒はなかなか想像できない表現があるんだと嘆いていました。

 

中学生にとっては、まだまだ知らない語彙は存在しますので、すべてを想像しながら読み進めるのは難しいのでしょう。

でも、その子は続けて、アニメを見てその表現を確認してみると言っていました。

 

その生徒が読んでいるライトノベルはすでにアニメ化されているものですので、

本を読んだ後に、アニメで文章表現の確認ができるんですね。

アニメ化されているものでしたら、原作を読んでからアニメを見た方が読書の効果は高まるでしょうね。

 

最近では小説であっても、映画化されたり、ドラマ化されたりしているものが多いです。

興味を持てる話はたくさん世の中に出ていますので、読書のきっかけは作り出しやすいんです。

 

まずは、なんでもいいので、読書を開始してみましょう。

読書は考える機会を与えてくれます。

興味を持ったものほど、考えよう、想像しようという意欲が発揮されますので、どんなジャンルの本でもいいので読んでみるといいと思います。

 

できれば親子で同じ本を読んで感想を言い合うといいですね。

そして、わからない言葉や表現があったら、大人が教えてあげるのもいいと思います。

それか辞書の引き方を教えてあげるのもアリですね。

 

読書の量は人の思考力を伸ばすことに役立ちます。

単に国語の成績を伸ばすだけではなく、ほかの教科にも影響を与えるものですので、

ぜひ取り入れてみるといいと思いますよ。

くれぐれもスマホだけで一日が過ぎるなんてことはやめさせてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。