勉強と部活の練習は実質同じものです。

部活の練習は毎日行うものですよね。

サッカー部なら、パス練習やリフティング、シュート練習など。

テニス部なら、素振り、ラリーやサーブ練習など。

 

もちろん基礎練習も行います。

筋トレ、ランニング、フットワークなど。

これを毎日行っているんですよね。

 

しかも、熱心な子は家に帰ってからも自主練を行う子もいますし、

夜、外部の練習に参加する子すらもいます。

 

一方で勉強はどうでしょうか?

勉強だって毎日練習しなくてはダメなもののはずですよね。

 

部活の練習は何も考えなくても、体を自然に動かせるようになることを目標にしています。

勉強だって、昨日覚えたものを一生忘れないようにしておかなくてはダメなんです。

毎日勉強することで、部活と同じような効果を得ることができるんです。

 

しかし、ほとんどの中学生は部活は毎日ちゃんと練習するのにも関わらず、

勉強は一切やりません。

勉強を毎日やることが、部活を毎日練習することと何が違うのでしょうか?

 

部活は試合で練習の成果が発揮できればいいわけですよね?

じゃあ、勉強はテストで日ごろの努力が発揮できればいいんです。

 

練習を不真面目に行っている子は、試合で勝てるはずがありませんよね?

同じように、勉強を毎日真剣にやっていない生徒がテストで点数をとれるはずがないんです。

 

部活と違うことといえば、勉強というのはみんなと行動をともにしないことなんです。

そして、強制されないということでしょうか。

家庭学習は、部活でいうと家での自主練みたいなもので、勉強熱心な子だけがやっていることなんですよね。

 

勉強は監督がいないばかりに、毎日やることが難しいものなんです。

ということは、勉強にだって監督が必要ですよね。

では、勉強の監督はだれが行うべきなんでしょうか?

 

部活の監督は中学校の先生が行いますよね。

中学校の先生は授業後部活の監督をして、生徒が帰った後テストの採点やプリントの作成を行っています。

しかも、休日は休日返上で試合の監督をしているわけです。

 

学校の先生の激務は度を越えています。

一般企業であれば、立派なブラック企業でしょう。

とてつもない激務を毎日こなされているのです。

 

話が逸れました。戻しますね。

部活の監督は学校の先生にお任せすればいいです。

ただ、勉強の監督は保護者の方々にお願いしたいと思います。

 

勉強まで学校の先生にお任せするのは、授業だけで勘弁してあげてください。

家庭学習については、絶対に保護者の方々が監督をすべきなんです。

家に帰れば、保護者が勉強の監督をしてくださいね。

 

もちろん、毎日、仕事や家事で大変だろうと思います。

でも、学校の先生はもっと働いています。

我が子を思うのであれば、勉強の監督は保護者の方が行ってくださいね。

 

もし塾に通っているのであれば、塾に任せるのもアリだと思います。

せっかく授業料を払っているのですから、塾は最大限利用しないともったいないですよ。

うちの塾生の方々は毎日自習に来てくれても構いませんからね。

 

部活と同じように、勉強も毎日の積み重ねが大事なんです。

文武両道。これって本当に大事な言葉なんですよね。

部活と同じように、勉強も大事に思っていただけるとありがたいです。

 

 

それでは、今日はこの辺で。