勉強させてから、好きなことをさせるのがよい。

世界卓球が先日行われて女子がまた中国に負けてしまいました。

ちょうどGW休暇中だったので、試合を見ることができましたが、すごい試合でしたね。

3人とも中国選手に絶対勝つという強い意志を感じることができました。

 

男子は惜しくも準々決勝で負けてしまいましたが、

最近、成長著しい張本智和選手がすごいですね。

年齢はまだ14歳ですが、世界の1位に勝ったことがあるくらいすごい選手になっています。

 

テレビでその張本選手の特集を見ていたんですが、

ご両親の教育方針がすごいと思いましたね。

張本君は成績も優秀なんですが、それはお母さんの考えによるものなんです。

 

彼の母親の考えは「勉強することがなによりも大事」ということなんです。

張本選手が小学生時代、必ず帰宅したらすぐに学校の宿題をさせていたそうです。

そして、それが終われば何をしてもよいという方針だったようですね。

 

毎日のルーティーンがしっかりと決まっていれば、自然と勉強をするようになるのでしょう。事実、小学生時代の張本選手はかなり上位の成績を残していたそうです。

そして、卓球の練習もしっかりとやり、今や世界が注目する選手になっています。

 

保護者の方の中には、うちの子は部活・スポーツの練習が忙しいから勉強まで手が回らないとおっしゃる方がいます。

ですが、その考えは間違っているのではないでしょうか?

 

言い方は悪いですが、勉強を犠牲にして部活を優先させたところで、その子はプロ並みの活躍ができるようになっているのでしょうか?

大体の子は高校までそのスポーツを続けても、その後やめてしまうケースが多いです。

 

スポーツで大成する子というのは、勉強も頑張れる子だったりします。

たとえば、水泳の入江陵介選手も成績はずっとトップクラスだったらしいです。

そんな中、水泳で日本代表になり、オリンピックでメダルをとっていましたね。

 

私は部活やスポーツを否定しているのではありません。

部活で頑張ることは大事なことだと思います。

しかし、それを理由に勉強をおろそかにしては意味がないと思います。

 

スポーツはケガをすると続けられなくなるものです。

しかし、勉強は何が起きても、続けられなくなるということはありません。

困ったときに助けになるのは、勉強していた経験だと思うのです。

 

勉強してから好きなことをさせる。

これは大変理にかなっていると思います。

これが徹底できていれば、保護者の方々のストレスもなくなると思いませんか?

 

楽しいことを先にして、後で辛いことをするのは

人間誰しも簡単にできることではありません。

大事なことはその順番を逆にすることだと思います。

 

好きなことがしたいなら、まずやるべきことをさせる。

それができないと、いつまでもダラダラした子になってしまいますよ。

ぜひ実践してみてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。