本当に大変なのは高校に入ってからなんですよ。

今日とある高3生の生徒と話をしていました。

この生徒は高2のころから、進路をしっかりと決めていたので、

今年が勝負の時になるのです。

 

数学ができないからということで高2のころに入塾してきた生徒なんですが、

うちの指導もあって、今は高校の授業でわからないことはないそうです。

ただ、もともと計算力が乏しい生徒なので、定期テストではそこまで高い点数はとれていません。

 

ただ、足を引っ張っていた数学が平均点以上とれるようになったおかげで、

内申点の平均は4を超えることができています。

それによって、推薦で進学ができることになりそうです。

 

そんな生徒が今日「今からプレッシャーがかかっているよ。高校受験の方が楽だった。」と語っていました。

 

当たり前のことですが、真の進路というのは、高校以降に決まります。

高校受験も大切なものですが、高校を卒業してからの進路の方がもっと大事なんですよね。

 

多くの生徒が高校に進学することで満足してしまっています。

確かに、高校受験のために勉強することも大変なことだったのでしょう。

しかし、高校に入った方が勉強は大事になってくるのです。

 

もし、中学校で勉強してこなかった自分に後悔があるのであれば、高校でしっかりと勉強することをおススメします。

正直、もうそこでしかリベンジすることはできません。

高校で将来が決まるわけですから、手を抜くわけにはいかないんです。

 

しかし、高校生はバイトでお金を稼ぎ、自分のしたいことができる自由を持っています。

とはいえ、そこでいくらバイトして、一時的にお金を稼ごうが、将来の収入を上げることはできません。

 

正しいのは、高校でしっかりと勉強して、自分の将来のためにしっかりと備えることです。

目の前の欲に負けて、バイトで遊びまくっていては、将来が台無しになってしまいます。

 

もし、バイトをしなくてはいけないのであれば、その分勉強もさせないといけません。

最低でも毎日勉強をすることが大事なのです。

大学受験を考えているのであればなおさらです。学校の成績が低いものが上位の大学に行くのは難しいですからね。

 

大事なのは高校で勉強すること。

将来のためにしっかりと準備をしていきましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。