英語は早めに始めた方がいいのかもしれません。

うちの塾では小学生にも英語を教えています。

本来、英語教育を本格的に習い始めるのは中学校に入ってからです。

ただ、中1から英語を習い始めたとしても、英語の習得が遅い子は英語が苦手になってしまうことが多いです。

 

英語といっても結局は言語なわけですので、習得するためにはかなりの時間を要します。

日本語ですら、すらすら書けるようになるのは小学3年生くらいからです。

小学1年生で平仮名を習い始め、徐々に漢字が入ってきて、やっと文章の基礎が身につくようになります。

 

母国語である日本語ですら、それだけの時間がかかるのですから、

中学生の3年間で英語の基礎を習得するには時間が足りないのです。

 

できれば小学生のうちにアルファベット、ローマ字、そして簡単な英単語まで習得しておいたほうがいいと思います。

特に英単語の発音などは練習させて覚えこませた方がいいと思います。

 

現中1生の内の二人は英語を小学生のころから習っていました。

その二人は英語の文に対する感覚が良いものに成長しています。

新出の英単語も発音できてしまいますし、英文も音で判断できています。

 

現小5の生徒も1年間英語を指導してきましたが、もうすでに中1の半ばまで終了してしまいました。その子も新出の英単語を自分なりに読んでしまいます。

単語もかなりの数を覚えてくれています。数、曜日、月、代名詞の格変化、形容詞、動詞と各ジャンルの英単語をすべて覚えてきました。

 

上記の三人はことさら英語に対する適応が良かったのでしょうが、もし中学生から英語を勉強し始めていたのなら、英語を不得意としていたかもしれません。

 

一方で、中3から慌てて塾に入ってきた生徒で英語が不得意の生徒は、結局入試直前になっても英語で点数がとれるようにはなりませんでした。

すでに英語に対する拒否感を持ってしまっていたので、なおさら習得が遅くなってしまったのでしょう。

 

英語教育は大学入試で4技能試験(読む、聞く、書く、話す)が取り入れられるようになります。ますます英語教育は複雑化していくのです。

その波に乗り遅れないためにも、英語の教育は早めに始めた方がいいかもしれませんね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。