生徒によって理解力が異なるのは仕方ない。

土曜日にある姉妹(中2と高1)と話をしていました。

内容は二人の英語の理解度の差について。

 

二人とも私が英語を教えていたのですが、

妹と姉では同じように授業をしていても理解度が違うのです。

 

妹は中2にして、中3の内容に進んでいます。

姉の方にも同じ内容を教えていたのですが、進み方が違うんですよね。

 

比べてしまうのはかわいそうな気がしますが、どうしても姉の方が英語に対する理解度は低いんです。とはいっても、この姉は特に英語が苦手なだけなんですが・・・

 

そして、昨日もとある中3生と同じような話になりました。

その生徒はかなり勉強しているのですが、なかなか点数が上がらないと悩んでいました。

努力はしているのですから、それだけでもすばらしいのですが。

 

同じように授業をしていても、すぐに理解する子となかなか理解できない子に分かれてしまいます。

もともとの能力差でそうなってしまっているのでしょうが、それは仕方のないことだと思います。

 

私も中学生時代、そこまで飲み込みが速い方ではありませんでした。

ある友達にテストの点で勝ちたいと努力は続けていたのですが、

その友達に勝てたことはありません。どう見ても自分より努力していない友達に勝てなかったのです。

 

ただ、能力差で決まるのは、理解の速さだけです。

理解が速い方が有利なのはもちろんなのですが、遅いからといって悲観することはありません。

 

理解が遅いものは、理解するまで時間をかけるしかないのです。

私は能力が高い生徒よりも、努力ができる生徒の方が立派だと思います。

どんな成績でも努力をしなくてはいけないことに変わりはありません。

 

むしろ、理解力があるのにも関わらず、もっと理解したいと思わない方が問題です。

向上心のない生徒は、結局、成績が頭打ちになってしまうものです。

 

能力が低いなら低いなりに努力をしましょう。

童話の「うさぎとかめ」のようなものです。

最終的に勝てるのであれば、遅かろうが速かろうが関係ないですよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。