自分の立ち位置に満足したときに、成長は止まる。

成績が順調に伸びている生徒の多くが、

ある程度まで伸びた後に、急に成績が上がらなくなります。

 

それは、その生徒がその成績で満足してしまったからかもしれません。

 

生徒の成績が伸びなくなると、そこからは言い訳を考え始めます。

「〇〇よりも成績がいいから大丈夫だよ。」

「周りには〇〇点の人だっているんだよ!だからこの点で大丈夫。」

自分より低い点数の人を見つけ出して、自分はその人たちよりも上にいるから大丈夫と安心してしまうのです。

 

順位が高くなった生徒の中にはこんな言い訳をする生徒もいます。

「1位になっちゃったら、その成績をキープしなくちゃいけないからヤダ。」

そんなの1位をとってから言えって感じですよね。

 

どこまで成績をとらなくてはいけないのかは、その人が将来に何がしたいかに関わってきます。

高校を卒業したら就職すればいいと考えているのであれば、そこまで良い成績は必要ないのでしょう。

一方で将来医者になりたいと考えているのであれば、成績はできるかぎり上位を狙わなくてはいけません。

 

人それぞれ価値観が違うのは仕方のないことだとは思います。

ただ、成績が上がりすぎて困ることってあるんでしょうか?

 

塾に通っているのは、成績を上げたいからだと思います。

もし、そんな願いそのものがないのであれば、塾なんてやめてしまえばいいと思います。

 

塾に通う以上、成績を上げたいと思うことは大事なことです。

うちの生徒の中には、もうすでに高校に合格できるだけの成績がとれているのにも関わらず、勉強を続けている生徒もいます。

 

ここでいいんだ!と思わないでください。

少しずつでもいいので向上しようとしてください。

どんなに努力してもびくともしない成績がとれるまで点数を上げていきましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。