授業はたくさん受けても、あまり意味をなさない。

冬期講習の申込書を今日ほとんどの中学生が提出してくれて、

講習の予定は大体決まってきましたね。

後は若干名の中学生と高校生を待つのみです。

 

うちの冬期講習は生徒にそこまで多くのコマ数をとらせることをしません。

コマ数は最低限のものを提示してあるだけで、それ以上取りたかったら増コマができるシステムをとっています。

 

一方で、他の個別指導の塾は、できるかぎり多くの授業をとるように提案してきます。

講習中、毎日授業が一日中存在する・・・なんてことが起こります。

 

授業は多い方がいいのか、少ない方がいいのか・・・どちらがいいのでしょうか?

 

私は少ない方がいいと思っています。

 

なぜなら、授業を受けるだけでは成績は上がることがないからです。

授業はあくまでも理解をさせるだけです。しかし、理解しただけでは成績UPにはつながらないのです。

 

理解した後、そのやり方を暗記しなくてはいけないのです。

そのためにすぐに実行する必要があるのが宿題です。

授業を受けても、宿題を解いてその知識を頭に定着させなければ意味がなくなります。

 

一日中授業があるということは、頭に定着させる時間をとることができないので、

記憶をすることができません。

記憶をしなければ、テストで点数をとることができるはずがないですよね。

 

授業はあくまでもインプット作業です。

わからないものをわかるようにする、それが授業の最大の目的です。

そして、授業後に必ず問題を解きなおして、理解したことを頭に定着させないといけません。

 

個別指導の塾に通われている方は、塾が提案してくるコマ数を疑ってくださいね。

塾の授業なら一日3時間程度あれば十分だと思います。

授業で3時間、その後、問題演習に最低でも3時間は勉強した方がいいでしょうね。

 

一日中授業というのは頭も疲れてしまいますからね。

本当に成績を伸ばしたいのであれば、わが子がどのくらいの時間、集中して勉強できるのかを計算してみてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。