近隣の高校はいいところがあまりないかもしれない・・・

週末は保護者面談が目白押しです。

今日も中3生の保護者面談を3件行いました。

その中で現時点でまだ志望校が決められない家庭がありました。

 

この家庭は兄も見ていたこともあり、お付き合いの長いご家庭です。

今日は妹の進学相談ということで話をしていましたが、

なかなか志望校が決まらない状態でした。

 

無理もない話で、この近辺の高校に魅力的な高校がないのです。

神栖市というのはそこまでが学力の高くない地域です。

学力の高い子は近隣の高校ではなく、千葉県の高校へ進学します。

 

そのため、学力がそこまで高くない生徒にとっては、近隣の高校に行くしか選択肢がないのです。そして、その中の高校で私としても強く推すことができる高校はありません。

 

高校に入るために勉強すること。

それはとても大事な経験になります。

人生で初めて頑張る機会だといってもいいと思います。

 

しかし、そこまで努力しなくても近隣の高校には入れてしまうという事実があります。

ほとんどの生徒は高望みさえしなければ高校に進学することができます。

子供の数が減ってきていることもあって、公立高校で入りづらいところというのはもはやないのです。

 

高校がしっかりとしていないからといって、勉強しなくてもよいということにはなりません。高校に入ってからが本当の頑張りどころとなり、今後の進路を決めるためには勉強ができることが大きな武器になるからです。

 

大学、専門学校はもちろんのこと、就職に関しても成績を重要視します。

簡単に高校に入れたとしても、そこでいかに頑張るかが将来を決めていくのです。

 

高校に入ることがゴールとはなりません。

どんな高校に入ったとしても頑張らなければならないのは変わりません。

勘違いしてほしくないのは、どこの高校に入ったとしても安泰ではないということなんです。

 

例えば、バリバリの進学校に入ったします。それだけで名誉なことに変わりはありませんが、そこで努力しないがために3流の大学にしか進学できない・・・

そんなことになったら、名門高校に入ったという名誉は色あせてしまいます。

 

高校に入ったら上位を狙うべきです。

上位にいることで成績がよくなり、ひいては将来の選択肢が大きく増えることになります。

 

周りが勉強なんてしていないから、自分も大丈夫と言う考え方はもうやめてくださいね。

自分の将来は自分の力でしか開拓することはできないのですから。

志望校のを決めるのにはまだまだ考える期間はあります。今はまず目の前の勉強を誠心誠意頑張っていきましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。