うちに鉾田一高の高1生がいます。
その子の成績が最近返ってきたので、今日見せてもらいました。
成績表の順位は5番以内でした。立派に先頭集団に入っていますね。
この生徒には、高校の上位30位以内を目指しなさいと話していたのですが、
序盤からその目標を成し遂げ、今や5番以内に入るまでになりました。
約半年で最上位の集団に入ることができたわけです。
しかし、この生徒にとって、その成績は満足いくものではないようです。
私がその子をほめると、その子は「全然大したことないよ。上にはまだいるし…」と答えていました。目線の高さがうかがい知れますね。
このように一度上位に入ってしまうと、人というのはそれ以上を目指すか、それとももっと上に行こうと思うものなのです。
上位の環境に慣れていくんですね。その環境にいなければ満足しなくなるわけです。
逆に順位的に下位だったり、中間あたりにいてしまうと、上に行こうとは自然と思わなくなります。
「自分より下がいるからいいや。」とか「上に行くほど勉強したくない。」とか言い出します。
一度その環境に慣れてしまうと、なかなかそこから脱出することはできなくなります。
であれば最初から上位にいた方がいいのです。
中1の人たちはまだまだ挽回が可能です。早めに上位に上がることで、上の環境に身を置くことができます。
徐々に成績を上げていこうとは思わず、一発逆転を狙ってみましょう。
幸運にも後2週間ほどで定期テストがあります。そこで過去最高の成績を狙ってみましょう。
それでは、今日はこの辺で。