うちの塾に入ると単純に勉強時間が増えます。
それは水曜日に必ず自習に来なくてはならない「自立支援学習日」があるからです。
中学生はその時間は強制で2時間自習をしなくてはいけません。
今までゼロ時間だった勉強時間が週に2時間増えるだけでもかなりの変化があります。
勉強時間がゼロであれば、まったく月の勉強時間の合計はもちろんゼロです。
しかし、週に2時間勉強すれば、単純に月8時間勉強したことになります。
そして、上記のものに加えて、個別授業、宿題、学校ワークなど勉強しなくてはいけないことをたくさんやらせています。
ただ、これはあくまでも塾の努力であって、それだけではダメなのです。
成績を上げるためには家庭の協力がないと達成できないのです。
いくら塾に来て「勉強しろっ!」と促したところで、家でのんびりだらだらされてしまっては効果は薄まってしまいます。
家の中でも「勉強しなさいっ!」「勉強しなくていいの?」と促してもらうことで勉強の意識は身についていくのです。
間違ってほしくないのは、塾にさえ入れていれば大丈夫なんでしょ?と考えることです。
塾だけで成績が上がるのであれば、塾に行っていないのに成績が良い子がいるのはなぜなのでしょうか?
塾に協力的なご家庭のお子さんの成績は必ずといっていいほど上がってきます。
塾への送迎に積極的なこと。
家でも必ず勉強する時間を作る。
夜更かしなどは許さないように生活をしっかりと管理する。などなど
以上のことを実行してくれているご家庭はすばらしいですね。
しかし、その逆のご家庭は成績UPはなかなかできません。
子供が辛そうだから、勉強から解放してあげる。
友達とつながることも大事だから、スマホをいじっていても注意しない。
このように子供に甘いご家庭は成績UPは無理かと思います。
子供に期待する。しかし、過剰な期待はしないようにする。
子供に集中して勉強させる。ただ、息抜きはさせてあげる。
子供の生活を管理する。たまにはお休みを入れていっぱい遊ばせる。
まずは勉強ありきだと思います。そして、ご褒美も与えるべきです。
つまりはメリハリが必要ということですね。
何事もそうですが、バランスは必要なんです。
塾に通わせているなら、子供にお金をかけているのであれば、それを無駄にはしないでくださいね。
塾の方針を保護者が理解し、その方針に協力してこそ成績は上がって来るのだと思います。
ぜひ実践されてみてください。
それでは、今日はこの辺で。