今日で6日目です。
夏期講習の前半は復習に充てていますが、中学生の今までの失敗をすべて埋めるのは難しそうです。
復習していると、中1のころからどれだけの勉強をしていたかがよくわかるのですが、基本ができていない子が多すぎますね。
とはいっても、私が説明するとすぐに理解をしてくれるので理解力がないわけではないのですが・・・
中3になって一番困るのは、やはり国語力がないことでしょうかね?
同じ国語の範囲を指導していても、できる子とできない子の差が激しいです。
できない子の多くが、語彙力がないのです。
この語彙力がないのは、本を読んでいないことも原因ですが、多くは親子での会話が少ないことが原因になります。
お母さんが仕事に出る家庭が多くなったからでしょうか?
子供と会話すること自体が減ってきているように感じます。
子供の言葉の能力は、親からの影響が多いです。
言葉を覚えるのは親の話を聞いて少しずつ覚えていくのですから、影響があるのが当たり前です。
親子の会話が多ければ、言葉遣いを間違っているときに指摘できますし、すぐに修正もできます。
逆に会話がなければ、子供の言葉遣いをチェックすることはできません。
中学生になっても、言葉がうまく使えない子供になってしまうのです。
夏休みは子供と接する機会も多くあると思います。
ぜひ多くの会話をしてもらって、子供の語彙力を増やしてあげてください。
おススメは家族で旅行に行くことです。旅行に行けば、自然と会話が増えますから。
それでは、今日はこの辺で。