夏期講習も今日で5日目です。
中３生も勉強の習慣に慣れてきた子もいれば、疲れが出てきた子もいる様子です。
私も朝から晩まで授業が続くのはキツい日もありますね。
この夏休みで勉強の習慣がついてしまえば、後の受験勉強を乗り切るのは楽勝です。
みんなが遊んでいる最中に自分は勉強しなくてはならないのは、一見かわいそうな気がします。
しかし、本当にかわいそうなのはこの夏に勉強しない子の方です。
人生には一度、精一杯頑張る時期があった方がいいです。
それがあれば、今後に苦しい場面があったとしても、その経験で乗り切ることができるからです。
どれくらいの人が受験勉強で精一杯勉強するでしょうか？
ほとんどの人がそんなに苦労しないで高校に進学しているのではないでしょうか？
苦労したとしても入試直前になって頑張るくらいでしょう。
高校生になって、大学受験のために勉強しなくてはいけない状況になったとします。
しかし、中学時代、しっかりと勉強した経験がないと、頑張りきることはできないでしょう。
私の教え子の多くは、大学受験で一日じゅう勉強しなくてはいけない状況に陥っても難なく乗り切ることができています。
しかし、高校から出会った生徒の多くが、一日中勉強することがなかなかできません。
やれと言っても、動き出しが遅く、結局成績が上がらずに第一志望の大学に進学することができないのです。
大事な経験をいつ経験させるか。それは早ければ早いほどいいと思います。
わが子の将来を思うのであれば、この中３の大事な時期は勉強に専念させた方がいいと思いますよ。
それでは、今日はこの辺で。