「勉強しなさい」と言う言葉は子供には響かない!

親御さんがわが子を思う気持ちはすばらしいと思います。

私は未婚者で子供がいませんが、子育てがいかに大変なものかは保護者の方々と話しているとよく伝わります。

 

そんな愛情たっぷりな保護者様ほど、子供に「勉強しなさい」と言っているのではないかと思います。

 

しかし、子供はそんなに簡単には動きません。

私も子供時代、親から「勉強しなさい」と言われるのは嫌でした。

よくよく考えると自分が幼かったんだと思いますが、大抵の子供は幼いものでこの言葉を好きな子供はいません。

 

「勉強しなさい」と言う言葉は愛情の裏返しなのですが、

一言で「勉強しなさい」と言われても子供は何をしていいのかわかりません。

しかも、あまりにも口酸っぱく言ってしまうと、怒られたくないあまりに勉強のフリが始まってしまいます。

 

勉強のフリが始まると、成績は全く上がってきません。

心ここにあらずの状態で勉強しているわけですから、頭に入るはずがないんですね。

 

では、どうしたらいいのか?

それはお子さんとよく話し合うことが大事です。

一方的に「勉強しなさい」というのではなく、子供が何を考えているのかに耳を傾けてあげます。

 

その時に自分の考えを押し付けないでくださいね。

ますます子供は勉強嫌いになってしまいますから。

 

まずは子供と話し合って計画を立ててみてください。 

一日のスケジュールを見つめなおし、勉強する時間と遊ぶ時間をしっかりと決めてください。そして、それを親と子供の約束としてください。

 

勉強が終われば、遊ぶ時間をしっかりととってあげるのです。

メリハリは必要です。大変な思いで勉強しているわけですから、ゲームやスマホをいじる時間も与えてください。

 

時間を決めて、その時間が近づいてきたら「もうそろそろ時間だよ~」と気づかせてあげましょう。そのときに「勉強する時間でしょ!!」と怒らないでくださいね。

少しずつですが、時間が来ると自分から行動できるようになってきます。そうなれば、自然と勉強の習慣が身につくでしょう。

 

大事なことは子供とのコミュニケーションを深めることです。

子供の気持ちを汲み取って、親子が意思疎通できればいい方向に向かうと思いますよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。