定期テスト結果の真の見方とは。

とある中3生が定期テストの結果が載っている成績表を持ってきました。

二人ともに点数は上がっているのですが、塾のデータ表に入力してみると実は上がっていないことが判明しました。

 

定期テストの結果は単に点数だけで見てはいけません。

点数と平均点を比較することによって、真の評価がわかるのです。

 

上記の二人の生徒は点数こそあがっているものの、平均点と比べてみると下がっているという結果だったのです。

 

このような現象が起こる理由は2つ考えられます。

それは、

①問題が易しくなった

➁他の生徒が頑張った

 

今回のケースは①でしょうね。まだ、6月で総体前ということを考えると、中3全員が頑張ったとは考えられません。

 

しかし、これが2学期になってくると、話が変わってきます。

大半の生徒が塾の夏期講習を受け、そして部活を引退していることから勉強への意識が変わって来るからです。そうなると➁の理由になってきます。

 

➁の理由になった時期にさしかかると、点数を上げても順位が上がらないということになってしまいます。順位を上げようとするならば、他の人よりも頑張るしかないのです。

 

定期テストは努力次第で点数が変わってきます。

平均点と比べて、そこまで上の点数になっていないのであれば、それは頑張りが足りていないのです。

 

中3にとっては、2学期の定期テストは高校の内申点を決める大事なテストです。

今回の失敗を糧にして、次の定期テストではリベンジを果たしてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。