塾の必要性はどこにあるんだろう?

日々のブログでも書いていますが、私は塾がなくても成績は上げることができると思っています。

 

毎日少しずつ勉強時間を確保し、学校の授業が進んだ分だけ学校ワークを進め、日々の学校の宿題を丁寧にやり、わからないことを調べてなくしていく。

そして、定期テスト前になったら、今までやってきたことの総復習をやり、しっかりと点数をとっていく・・・

 

これで塾はいらない状況になります。

それだけやっていれば成績は上位をキープできますし、高校受験でも困ることはありません。

 

私の中学時代、中1まで公文に通って、後は通信教材をとって勉強していました。

親が勉強に厳しかったので、ゲームをする前に勉強するというルールのもと日々勉強をしていました。

ルールを破ったら2時間に及ぶ説教がありましたので、それを避けるためにも嫌々勉強していましたね。それでも、学校の成績は上位をとれていましたので、その位置をキープするためにも頑張って勉強していました。

 

自分の意思はほとんどなかったのかなと思います。親に管理されていたんですね。

当時は嫌なことでしたが、今現在この仕事ができているのも当時頑張って勉強していたからに他なりません。

 

中3の受験間近になって、やっと近所の学習塾に通うことになりましたが、基礎はほとんど自分でできていたので、塾から何かを教わったという記憶はないですね。

無事に第一志望の高校にも入ることができましたし、塾に通ったのは悪くはなかったですけどね。

 

このように塾は必ずしも必要なものではなく、ある程度の条件がそろえば自力で成績を上げることはできるのです。

 

しかし、これは当時の状況であったから可能だったのでしょうね。うちの母親は専業主婦だったので、家にいることが多かったですし、その分子供に目をかけられたのだと思います。

今は共働きの家庭が多いので、上記の条件がそろうのは難しいでしょうね。

 

となると、塾が必要になってきます。

 

私が考えるに、塾って「スポーツクラブ」と同じ存在なんだと思うのです。

 

「スポーツクラブ」って必要ないものだと思いませんか?

自分で毎日運動さえすれば、運動不足になることはないはずですよね。

ジョギングしたり、筋トレしたり、これは自分でできることです。

 

そうなると、あのCMで有名な『ライザップ』という会社自体、存在価値がないですよね。

でも、あそこの売りはお客様にコミットすることです。必ず目標を達成させるんですね。

そのためには、運動メニューはもちろん、食事のメニューや生活のタイムスケジュールまで管理していきます。

 

塾はこういう存在なんですよね。

成績を上げたり、受験に合格させるために、あらゆることを管理していくんです。

この管理力こそ、塾に通う最大のメリットなんですね。

 

自分で考えて日々の習慣を身につけられる人はとても少ないです。

運動だって毎日きちんとできない大人がいるわけですから、子供が自ら考えて日々勉強できるはずがないんですよね。

 

理想は塾に管理してもらいながら、自宅でもしっかりと管理していくことです。

子供の仕事は勉強することです。これをしないで遊び惚けているのを許してはいけません。

「働かざる者食うべからず」ですよ。すべきこともしないで遊んでいる子供に飴ばかり与えないでくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。