定期テストが終わり、後半月で1学期が終了します。
定期テストの点数が上がり、さぞかし通知表の成績が良くなるだろうと期待していても、そこまで通知表の評価がよくない時があります。
通知表は確かに定期テストの点数で大きく左右されますが、通知表というのはそれだけではないのです。
授業態度や関心・意欲など、点数では測れないものも評価の対象になります。
せっかく定期テストの点数を上げても通知表の成績が上がらなければ意味がありません。
残り半月、油断せずに学校生活を送ってほしいですね。
通知表の成績を上げるためには、定期テストの点数はもちろん大事ですが、それよりも提出物がしっかりと期限内に提出できているかが重視されます。
提出物は必ず期限があり、その期限内にしっかりと仕上げて提出しなくてはなりません。
一日でも遅れると、先生の心象は悪くなります。
通知表はあくまで先生の主観でつけられるものです。
先生から嫌われている生徒が通知表の成績がよくなるはずがありません。
たまに、わが子の成績が悪いとき、先生の性格を疑う人がいますがそれは間違いです。
単に提出物がしっかりと提出されていない場合が多いのです。
提出物をしっかりと提出していないのに、通知表で高評価をもらおうと思ってもそんなことがまかり通るはずがありませんね。
提出物をしっかりと提出するのは基本的な行動です。
その基本ができているかどうかは親の教育力に直結します。
しっかりと躾ができているお子さんが提出物を提出しないはずがありません。
提出物があるかどうかは、学校の配布物の中にしっかりと明記されています。
例えば、定期テストの範囲表。そこには、学校ワークを何ページから何ページまでやっておくこと、そしていつまでに提出しなさいと書かれています。
他には夏休みの宿題のしおり。何をどのくらいやらなくてはいけないのかが明確に書かれています。
子どもがしっかりと提出物を提出しているかを確認するためには、親もその配布物に目を通す必要があります。そして、それが終わっているのか、しっかりと提出したのかを確認する必要があるのです。
大人でも提出物を期限内に提出できない人がいます。私もそんなダメな大人の一人です。
忙しさにかまけて、うっかり期限を忘れてしまう。そんなことをしてしまいます。
しかし、大人がそれではダメなのです。親は子供の鑑であるべきです。
自分の親がいつもうっかり忘れているのに、自分はしっかりとしようと思うはずがありませんね。
身をもって提出期限を守ることの大事さを伝えられなければ、自分の子供に提出物を提出させることはできません。まず、私たち大人がしっかりと守ることから始めて方がいいかもしれませんね。
提出物を期限内に提出することは、社会に出て仕事をするとなればもっと大事になります。
期限が遅れることで、相手の信用を失うのです。
そうなっては仕事がうまくいくことはないでしょう。
学校のルールをしっかりと守るというのは、勉強よりも大事なことかもしれません。
最低限のルールはしっかりと守らせる。ぜひやってみてください。
それでは、今日はこの辺で。