場所が変われば、入試環境も変わる。

今年の中3生の一人に、高1になったら都会に引っ越す生徒がいます。

私としてはその引っ越し先の高校入試情報を調べなくてはいけません。

 

調べてみると、さすがは都会です。田舎の神栖とは全く違う入試環境でした。

 

一般的に都会の高校は、公立高校に入ることが難しいのです。

都会ですから、人口がとても多いですね。田舎とはくらべものにはなりません。

そのため、公立高校の受け皿だけでは、すべての中学生を受け入れることができないのです。

 

大半の高校の入試倍率が1倍を超えているので、全員が公立高校には入れないんですね。

そうなると、学費の高い私立高校に行かざるをえません。

公立高校に受かること自体難しいので、都会の生徒は私立高校を何校も受けなくてはいけないんですね。

 

県庁所在地がある地域では大体同じような状況になっています。

茨城県であっても、水戸地域は同じような状況なんですよね。

公立高校に入ること自体が難しいので、私立高校も何校も受けておかないと高校に入ることができないんです。

 

一方で、田舎の地域は公立高校に入る子がほとんどです。

子どもの数自体が少ないので、公立高校の受け皿だけでほとんどが賄えてしまうんです。

逆に私立高校に行く生徒自体が少ないんですよね。

 

そう考えると、ここの地域の高校入試なんて都会に比べたら楽ちんなんです。

基本的に勉強の習慣がしっかりと身についていればこの地域の高校には入れます。

もちろん上位の高校はそれなりの努力が必要ですが・・・

 

都会の子たちは必死になって勉強しなくてはいけないんですから、この地域の人は幸せなんですよ。

高校に簡単に入れるように、日ごろから成績をしっかりととっておきましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。