将来進み道はできるかぎり早めに決めた方がいい!

今日、とある高3生の保護者様から電話でお子さんの進路に関して相談があったのですが、この時期でもまだ就職するのか、大学に行くのかが決められていないとのこと。

 

私もこの生徒に授業毎に「どうすんの?」と聞いてはいるのですが、いつも決めきれない様子・・・というよりもしっかりと考えていない・・・私も困っていました。

 

とはいっても、もう6月になりますから、さすがに進学か就職かぐらい決めてもらわないといけないんですけどね。

 

進路に関して悩んでいる生徒は数多くいるとは思います。

私も学生時代はしっかりと進路を決められなかった質なのでわかります。

大学に行くことは決めていましたが、どの職に就くかまでは決めていなかったような気がします。

 

一方で「私はこうなりたい!」とはっきり言える生徒もいます。

このようにハッキリとなりたい職があればいいのですが、ない生徒は漠然と勉強をしていくしかありません。

 

そうなると、何のために勉強しているのかがわからないため、なかなかやる気につながっていかないんですよね。大半の生徒がこのような状態なので、進路を決めている生徒とやる気が違くなります。

 

総じると、進路は早めに決めておいた方がいいということです。

子どもの進路がはっきりすれば、その進路に行くために必要なことを逆算して考えていけばいいということになります。

 

例えば、医者になりたい子供がいたとします。

そうすると、大学の医学部に進学することが必要になります。

私立大学ですと1000万以上の学費がかかりますので、国公立の医学部に進学したいと考えるとします。

 

そうなると、国公立の医学部に入るために高度な教育をしている高校に進学する必要があります。であれば、中学時代に相当な勉強量が必要になってくるわけですね。

 

中学校で好成績をとるためには、小学校の基礎学力はしっかりと身につけなくてはなりません。となると、小学校の勉強も手を抜けなくなります。

 

と、このようにゴールが決まっているのであれば、そのゴールに行くためには何が必要なのかを考えていかなくてはいけません。そうすれば、今何をしなくてはいけないのかがハッキリするというわけです。

 

保護者の方々は社会人のプロですよね。であれば、お子さんに職業について色々とレクチャーできると思います。子供だから大人の世界は知らなくていいでは、世間知らずの子供になってしまうのではないでしょうか?

 

ご家庭でお子様と将来について話し合ってみてはどうでしょうか?

最初はなかなか決まらなくても、子供自身が将来について考えるきっかけになっていくと思います。

 

できるかぎり早めに進路が決まるように少しずつ話し合ってみてください。

 

 

それでは、今日はこの辺で。