「満点」を狙うのは勉強の基本中の基本!

毎日のように自習に来る高1生がいるのですが、

先日その生徒がこんなことを言ってきました。

 

「明日の漢字テスト、満点とれるか不安なんだよね」

この漢字テストは高校で定期的に行っている小テストです。

他には英単語テストなどもあります。

 

私は高校生たちに小テストは毎回「満点を狙いなさい」と常々話しています。

 

「友達から「何で小テストで緊張してんの?」ってよく言われる」

とも話していました。いいですね!小テストに緊張感をもって取り組める生徒というのはどれだけいるでしょうか?

 

この生徒が小テストで緊張するようになったのは、中3のころに塾で実施していた入試直前確認テストが原因だというのです。

中3生に行う入試直前確認テストは合格点をとても高く設定しています。

合格点をとれないと、合格できるまで何度も再テストを行います。

 

この生徒は中3の時、「必ず満点をとる!」と自分で決めてテストに臨んでいました。

その習慣が今も身についているのでしょうね。

 

小テストだから合格ギリギリでいい。そんな考え方はのちに自分を苦しめていきます。

取りこぼしが毎回続いていくと、小テストの数を重ねていくたびに、その量が膨大になっていきます。

この取りこぼしを高3の一年間ですべて覚えきろうとすると、それだけでかなりの時間を浪費することになってしまいます。

 

逆に満点ばかりとっていけば、取りこぼしは少なくて済みますし、高3で勉強するのは忘れた分だけとなり、時間を大幅に短縮することができます。

 

自ら暗記していくとなると、自分でペース配分を決めなくてはいけません。

一日何個覚えるのか、いつテストするのか、など自分で決めることがたくさんあります。

 

しかし、学校の小テストは、学校がペースを決めてくれるので自分で決めることが少なくていいですね。学校のペースに合わせて覚えていけば、後で暗記しなくても大丈夫ということになります。

 

身近に利用できるものは、有効に利用していきましょう。

そして、目の前のことは全力で取り組むようにしましょう。

つまり、目指すは満点ということになりますね。

 

日ごろから「満点」を意識している生徒は強いです。

せっかく勉強しているのであれば、完璧を目指してみましょう。

仮に完璧にならずとも、目指している姿勢だけで変化は出てくるはずですから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。