何気ない瞬間に思い出す作業をしてみよう!

何かをしっかりと暗記するためには、時間よりも回数が大事なります。

 

例えば、一日に2時間ずっとある事柄を暗記したとします。

2時間もかけたのだから、暗記した内容は頭に入っていることでしょう。

しかし、1時間もしたら半分を忘れ、1日たったら70%は忘れてしまいます。

 

何かの事柄をずっと覚えていたいのなら、暗記する時間を確保するのではなく、一日に何回かに分けて思い出すことを繰り返す必要があります。

 

朝覚えて、昼にまた確認、帰宅途中に頭で思い出し、家で学習してまた確認、そして、寝る前にも確認。

このようにこまめに暗記したことを確認する作業が大事になります。

 

「勉強は家の机でしかできない」なんてことはありません。

一日の生活の中でどんな時でもどんなところでも勉強はできます。

 

頭の中で今日覚えたことをリフレインしてみるのです。

今日やった授業では、こんなことをやったなぁと頭の中で思い出す作業を一日に何度も繰り返すといいです。

 

もし、保護者の方がお子さんの勉強の手助けができるのであれば、口頭でいいので子供が覚えているかどうか確認してみてください。

それをこまめに繰り返すことで、頭の中に知識が定着していくのです。

 

もったいないのは、せっかく勉強したのに、やったことをすべて忘れてしまうこと。

頑張っているのにテストの点数が伸び悩んでいる人は、やったことが頭の中に定着できていないのです。

 

まずは知識を頭に蓄積していきましょう。知識がなければ何も始まりません。

頑張って覚えたことはずっと覚えていられるように、いつでも頭の中で確認作業することが大事ですからね。特に高校生は実践してみましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。