学校の授業と塾の授業の中身は同じなんですけど…

新学期が始まって1か月くらいが経ちました。

塾ではかなり予習が進んでいるので、さぞかし学校の授業がわかることだろうと思い、

中学生たちに学校の授業が理解できているのか確認しています。

 

大抵の生徒が、塾でやっているから学校の授業はわかるよ!と答えてくれるのですが、

中にはしかめっ面になって、学校の授業はわからない・・・と答える生徒がいます。

 

よくよく聞いてみると、学校の先生と私の教え方が違うので、授業がわからなくなるとのことなのです。

 

これは勉強が苦手な生徒に多く出る症状なのですが、

塾で教えたことと学校で教えたことが違うものだと勘違いしてしまうんですね。

 

もちろん、学校で教えていることと、塾で教えていることは中身は同じものです。

しかし、同じ中身でも、伝え方が違うと中身自体が違うものだと錯覚してしまうのです。

 

これは、学校の先生の教え方が悪いと非難しているのではありません。

塾は一人ひとりに合った指導方法を選べますが、学校では大勢を一斉に教えなくてはいけません。だからこそ、このようなことが起こってしまうのでしょう。

 

 

大事なことは塾でも学校でも同じことを教えているということです。

違うように聞こえてしまうのは、理解する力が不足しているからです。

授業を受けるときは最大限考えながら聞かないとダメですね。

 

なぜそういう解き方になるのか?なぜこのようになっているのか?

つねに?を頭に浮かべて、授業中に理解することに臨むようにしてみましょう。

その謎が少しずつわかってくるようになると、塾と学校の授業は同じことを教えているのだと気づけるようになりますよ。頑張ってみましょう!

 

 

それでは、今日はこの辺で。