字をきれいに書くと計算を間違えなくなる。

この時期の数学はとにかく計算方法をマスターしてもらわなくてはいけません。

今日も授業で数学を指導していたのですが、計算間違えが多い生徒がいたのです。

 

計算をしているノートを見ると、この生徒の字が汚く計算過程で何が書かれているかわからない状態でした。しかも、計算過程を省いて書いてありました。

これでは、計算間違いはずっと直らないでしょう。

 

計算間違いが多い生徒の共通の特徴は、「字が汚い」といえます。

字が汚いと、分数で約分するときなど、どの数が残っていて、どの数を消しているのかがわかりにくくなり、最終的に計算間違いを引き起こします。

 

一方で字がきれいな生徒は、計算過程をきれいに書くことにより、計算ミスを大幅に減らすことができます。

 

実際、塾生の中にも計算が大の苦手な生徒がいるのですが、この生徒は字がきれいだったのです。そのため、計算過程の書き方を教えただけでみるみる計算ができるようになってきました。

 

このブログでも何度も言ってきましたが、字は体を表します。

字が汚い生徒は、どこかいい加減なところがある証拠なのです。

 

そんな生徒は計算ミスを自分で気づくこともできません。しかも、数学だけではなく他の教科でも支障が出てきてしまいます。

 

ご家庭で指導する時は、字をきれいに書いているのか注目してみてください。

乱暴な字で勉強している生徒は、問題を解いても意味がありません。

それは、問題を真剣に解いていない証拠だからです。

ノートを見て汚い字で書いていたのなら、すぐに修正してあげることをおすすめします。

 

大事なことは、問題を解くときにきれいな見やすい字で書くことを心がけることです。

字がきれいになってくると、それだけで成績は上がってきます。

汚いままで成績は上がることはありませんからね。ぜひ注意してみてください。

 

 

それでは、今日はこの辺で。