塾講師は勉強するのも仕事の一つです。

昨日の夜、久々に塾を開業した先輩と話をする機会がありました。

個人経営だと周りとの比較が難しくなるので、同業者との話はためになることばかりです。

昨日の電話もとても有意義なものになりました。先輩には感謝ですね。

 

どの塾も同じだと思うのですが、この時期は比較的忙しくない時期です。

そのため、新年度の塾の運営についてじっくりと考えることができますし、昨年度の受験指導で疲れた体を休めることもできます。

 

実際、土日はゆっくりと出社させてもらって、家でのんびりと過ごす時間が増えています。

ここでゆっくり休まないと、長い一年を乗り越えることができませんからね。

貴重な時間です。

 

そして、この時期は勉強ができる時間でもあります。

最近では、高校生に現代文を教えるべく、予習に力を入れています。

 

実は、高校生のころ、私は国語が大の苦手でした。

結局、大学受験でもうまくいきませんでしたし、今でもそんなに好きな教科ではないです。

 

でも、いざ勉強を開始してみると、わかることが楽しくてしょうがないですね。

高校生のころは、まだまだ頭が弱かったのか、解説を読んでも、参考書を読んでもいまいち解き方がわかりませんでした。

しかし、長年塾講師を続けていると、ポイントをつかむのがうまくなったのか、よくわかるようになっているんです。

 

こういうことは意外に多くて、現役時代に苦手だった教科も今勉強するとよくわかります。

といってもわからなければ指導はできないんですけどね。

 

塾講師はある程度年数がたってくると、勉強する時間が減っていきます。

しかし、時間が減っていくにつれて、どんどん指導力も落ちてくるのです。

時代に合った指導方法もできなくなってしまいます。

 

だからこそ、勉強できるときは勉強しなくてはいけないんですね。

私は一人で経営していることもあって、やらなくてはいけない教科が多いです。

でも、できないから指導しないとはしたくないので、自分でできることを増やしています。

 

年をとると頭がかたくなるのは真実です。でも、そんなのに負けている場合じゃありませんね。この仕事を選んだ以上、勉強を続けていかなくてはいけません。

生徒の頑張りに負けないよう、私も頑張っていきます。

 

 

それでは、今日はこの辺で。