中学生は色々なことを準備しておこう。

高校入試を勝ち抜くために必要なことがある。

それは学校の成績、実力テストの点数、漢検・英検などの検定、中学校の役職、部活動である。

 

「学校の成績」は定期テストの成績が重要視される。

いわゆる通信簿の成績で、これは高校の内申点という項目で評価される。

一般的に大事になってくるのは、中1・2の3学期と中3の2学期の成績だ。

 

定期テストは学期ごとに2回行われる。(3学期だけは1回)

神栖2中だけは例外で1学期に1回しかない(体育祭の影響)。

各回の定期テストの点数を高得点にしないといけない。

 

もちろん、学校の授業態度も大事だし、提出物も大事。

しっかりと学校生活をこなしていれば、4以上の評価を得ることは可能である。

出席日数も大事になるので、むやみやたらに学校を早退・欠席してはいけない。

 

「実力テストの点数」はそのまま入試の点数に直結する。

程度の高い高校ほど、入試の点数を重要視する傾向が強く、実力テストで高校合格レベルの点数を取り続けないと志望校には届かない。

 

目安は佐原高校で400点以上、市立銚子・鉾田一高・佐原白楊で350点以上、鹿島・麻生で300点以上は必要になる。

実力テストは今までならってきたすべての範囲なので、今までしっかりと勉強していれば点数をとることが可能になる。

 

「漢検・英検などの検定」は絶対とらないといけないものではないが、とっていれば高校の合格に有利になる。ただし、3級以上が必要になる。

 

検定に関しては実施時期が定期テストの試験期間とかぶるので、計画的に準備をすることが必要になる。定期テストの期間が始まる前に準備を始めておき、定期テストの試験期間であっても勉強を続けておかないといけない。

 

「中学校の役職」については、生徒会や学級委員、実行委員などが含まれる。役職についておけば、それだけで高校入試の内申点で加点がもらえる。

茨城県であれば、生徒会活動に従事するだけで特色化選抜試験での受験が可能になる。

 

生徒会などは選挙によって決まるので必ずしも就けるというわけではないが、学級委員や実行委員などは立候補で決まるので、積極的に役職に就いた方がいい。

どのくらいの加点になるかは、各高校ごとに違うと思う(そもそも公表されていない)が、高校に受かりやすくなるのは間違いない。

 

「部活動」ももちろん大事になる。県大会以上の成績、または個人競技であれば、個人の成績が重要視される。過去の話になるが、神栖2中のサッカー部が全国大会に出場したときは、そこに所属していた生徒全員が恩恵を受けた。つまり、高校に受かりやすかったのである。

 

以上のように、第一志望に合格するために準備できることはたくさんある。

高校側も中学時代に積極的に行動していた生徒をとりたいという願望がある。

そのため、中学時代にいかに頑張るかが大事になる。ただ単に成績をとれば、高校に受かるというわけではないのだ。

 

もちろん、入試の点数が一番大事だ。しかし、本番で必ず実力通りの成績をとれるという保証はどこにもない。万が一のことを考えると、できるかぎりの準備をしておくことはとても大事なのだ。

 

何事も色々なことを想定して、準備をしておくことが大事。

準備を怠るとそれだけで高校受験に失敗するという未来が待っている。

日ごろから意識して、中3になってから慌てて準備を始めるなんてことをしないように心がけてほしい。

 

 

それでは、今日はこの辺で。