天才は学校の授業をちゃんと聞くもの。

上の写真は合格した生徒たちに書いてもらったものです。

 

今の子たちは自分の気持ちを表現するのが苦手なのでしょうか?

ある生徒は「入試より書くのが難しい」なんて話していました。

 

すばらしい文章を書いてくれた生徒もいて、そんな生徒はいいことを書いてくれました。

近日、合格体験記というコーナーを作ってHPにあげておきますね。

 

昨年度の中3生は約1年間みっちり見ることができました。

それだけに別れは悲しいですね。一部の生徒以外は高校では塾に頼らずに勉強していくことになります。

 

高校生になっても塾に通うのもアリかと思いますが、一概に塾に通った方がいいとはなりません。高校生の勉強は塾に通っているだけでなんとかなるというものではないからです。

 

塾に通っていても、自らが努力をしないと成績をとることができません。

なぜかというと、高校の勉強範囲は膨大であり、塾ですべてを見ることは難しいのです。

 

高校生にとっての塾は「勉強のペースを作るための場所」と考えてほしいですね。そうしないと、希望の大学に入ることはできませんよ。

 

昨日、ある元教え子が塾に遊びに来たんです。その子が中学3年生のころに見ていた生徒ですが、中学生時代からとても優秀な生徒でした。

私が何か教えてあげたのかなと疑問になるような生徒でした。

 

高校では塾に通わず、独学で勉強を続けていたのですが、今年の大学受験で自分の第一志望に合格したんですね。その生徒は旧帝国大学である「大阪大学」に合格しました。

 

そんな生徒ですから、何か指導のヒントになることがあるかなと思って色々質問したんです。

その生徒はこう言いました。

「学校の授業をしっかりと聞いて、家で2時間くらい毎日勉強しただけですよ」

特に奇をてらったことはしていないと言うのです。

 

ここに勉強の大事なポイントがあります。

それは、学校の授業を大事にしていることです。

 

高校生の多くが授業中寝てしまったり、内職で別の教科の勉強をしていたりします。

先生の教え方が悪いと言って、話すら聞く気がない生徒もいます。

 

しかし、それは大きな間違いです。この天才は学校の授業をとても大事にしていたのです。

もちろん、学校の授業を聞いただけですべてを理解するのは難しいのかもしれません。

でも、この生徒のように学校の授業を理解していけば、点数はしっかりととれるのです。

 

塾が必要な生徒はこれができていません。高校で勉強ができなくなって仕方なく塾に来るというのは、中学生ならまだしも、高校生は許されることではありません。

 

今年の中3生の中にも、塾に残るか検討していた生徒がいました。

私はその生徒に、「塾に頼らずに自分でやってごらん」と話しました。

私はその生徒が自分で勉強できる子だと信じています。だからこそ、塾に頼らずに自分の力で自分の道を決めていってほしかったんですね。

 

私は高校生が塾に通うのを反対しているわけではありません。

でも、自分で勉強ができる子が塾に通うのはどうかと思います。

高校では自分でどれだけのことをするかにかかってますからね。

 

とはいっても、塾に残ってくれる生徒は大事に見ていきたいと思います。

残る生徒たちよ!一緒に頑張りましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。