今日が塾の年度末最後の日となりました。
中3生たちに塾から記念品を贈呈して、今日の授業で卒業となりました。
後は受験まで頑張ってほしいところです。
さて、本題に。
渡辺塾では『自立支援学習』なるものをやっています。
これは「自分で考えて勉強できる人間を作りたい」という思いから設置しています。
今年度の生徒たちは、約1年間みっちりと面倒を見ることができました。
いろいろな取り組みを試すことで、一定の成果をあげることができたと思います。
ま、最終的な成果は高校の合格発表で証明されるんですけどね。
特に、上記の自立支援学習でも成果が出てくれました。
その一例を挙げたいと思います。
自習しているときに、自ら課題を見つけ黙々と解く生徒。
冬休みまでは、日割り課題をこちらが作成して実行してもらいました。
しかし、その後はアドバイスはするものの、こちらから課題を出すことをしませんでした。
日割り課題を出しているのは、問題の解き方を覚えてもらうためです。
それが終われば、後は一人ひとりが自分の課題を見つけて、それを克服するために勉強していけばいいのです。
今年の生徒のほとんどが自ら考えて行動していました。
これこそ自立した証拠なんですよね。自分の勉強法を確立してしまえば、高校行ってからもしっかりと勉強できると思います。
スマホのLineをやめた生徒たち
このブログでも何度も言っていますが、スマホのLineは勉強の天敵です。
Lineが鳴れば、勉強は中断してしまいますし、その返答を作っているとますます勉強への集中力がなくなっていきます。
そんな悪の元凶であるLineを受験前になって自主的にやめた生徒がいました。
最初は一人だったのですが、その取り組みを他の中3に知らせたところ、それを真似してLineをやめる生徒がどんどん出てきました。
私はLineをやめろとまでは命令してません。
しかし、自らが考えてその行動に移れたのです。すばらしい勇気と決断だと思います。
本番を想定して同じ時間帯で過去問を解く生徒
普通、この取り組みに関しては、塾側が命令しなくてはいけない事柄です。
しかし、今年の生徒にはその命令はしていませんでした。
それにもかかわらず、ある生徒が日曜日の朝9時に塾に来て、本番と同じ時間帯で過去問を解き始めたのです。その行動を見て、私は感心しその生徒をほめてあげました。
1月から土日は朝から塾を開けていたのですが、それを利用して本番と同じ動きをしようと考えたのは、その生徒が工夫している証拠です。
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このように例を挙げるとキリがないです。
そのくらい今年の中3生たちは自ら考えて行動できていました。
勉強を教えるうえで大事なことは
「手取り足取り何から何まで指導してあげること」ではありません。
「生徒の自主性を刺激して、自ら考えて行動できるように自立させてあげること」こそ大事なのです。
渡辺塾はその大事な目標を達成するために邁進していきます。
一人でも多くの生徒が自ら考えて行動できるようにしていきます。
今年の生徒は一定の成果を上げることができました。
後は、本番を残すのみです。素晴らしい結果が出ることを祈っています。
それでは、今日はこの辺で。
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