親が子供にやってあげられることは確実に存在します。

小学6年生の生徒がいます。

この生徒に英語を教えているのですが、最近の英語の単語テストの成績がとてもすばらしいのです。

 

聞いてみると、保護者様が英単語のテストを家でやってくれているとのこと。

しかも、満点とれないとその日はゲーム禁止らしいのです。

 

今までの英単語テストはできる数よりできない数が多かったのですが、最近ではできる数が圧倒的に多くなっています。

 

この成果は確実に保護者様のおかげです。

家での取り組みがすばらしい子供は、これからも変な成績をとることはないでしょう。

 

小学生までは保護者が勉強を見るべきだと私は考えます。

小学生の勉強はすべての基礎です。小学生の勉強をおろそかにしてしまうと中学校に上がってからも苦労することは目に見えています。

 

このすべての基礎を学校や塾だけで完璧にしていくのは正直難しいです。

家の協力があって初めて完璧になっていくのです。

 

中学校に上がってから塾に入れるという考えはある意味あっています。

それは、中学校の勉強は保護者様でも教えることが難しくなってくるからです。

 

しかし、小学校の勉強を教えることができない保護者様はいないのではないでしょうか?

むしろ勉強を教えるのではなく、上記のように勉強の補佐をすることだけでもいいのではないでしょうか?

 

金曜ドラマで『下剋上受験』なるものをやっています。

教育がらみなので、録画して毎週見るようにしています。

この主人公であるお父さんは自分の学歴(中卒)を気にして、娘には同じ境遇にしたくないという思いから、自らも勉強して中学受験を指導していきます。塾には頼らずに自ら指導していこうとする覚悟がすばらしいですね。

 

中学受験となると、相当な知識がないと指導することは難しいです。

それを、働いている父親が娘といっしょに勉強して指導する・・・

ハッキリ言って現実離れしていますが、実際の話なのでやり遂げることができたのでしょう。

 

ここまでしろとは言いませんが、協力できることだけでも協力することは大事なことではないでしょうか?

自分の子供に勉強で苦労させないためにも、小学生のうちは勉強への協力をお願いしたいですね。

 

ちなみに、上記のドラマは書籍化もされています。興味がある方は一読されるとよいのではないでしょうか?

 

 

それでは、今日はこの辺で。