成績を上げるために必要なのは時間と工夫。

今日から保護者面談です。土日は朝から晩まで働くことが続きますね。

 

保護者面談をしていて思うことを今日は書きます。

 

勉強時間に比例して成績は上がる。

これは真実です。

 

ただ、その勉強時間はしかるべき時期にしかるべき量をやらなければいけません。

 

しかるべき時期というのは、小学生のうちから勉強の習慣を身につけ、中学三年間定期テストで点数を取り続けるために努力を続けることをいいます。

 

これができているのであれば、中3のころには十分に成績をとれる人間になっていると思います。

 

しかし、しかるべき時期に勉強をしてこなかった場合、その遅れを取り戻すためには3倍以上の時間が必要になります。

 

例えば、中1のころ勉強をろくにしてこなかったとします。

そうなると、中2の勉強で苦労するのはもちろんのこと、その遅れを取り戻すためには中2のうちに必要な勉強時間を単純に2倍以上こなさないといけません。

 

実際に中1のころ、ろくに勉強してこなかったという生徒がうちにいますが、

その生徒は中2のころがむしゃらに勉強し遅れを取り戻した後、中3の今では定期テストで450点以上の好成績をとれるようにまで成長しました。

 

その生徒と話をしていると、今でも「中1のころに真面目に勉強していればよかった」と後悔の言葉が出てきます。

 

この子の場合は成功例といえるでしょうが、もし中3まで勉強をしてこなかったとすると、その遅れを取り戻すためには、勉強時間はできる限り必要ですし、人と違う工夫をした勉強方法をとる必要があります。

 

近道をしようとしているわけですから、正攻法で行っても間に合いません。

 

中3にとって高校入試まで後3か月強しかありません。

この短い時間で奇跡をおこそうとするのであれば、がむしゃらに勉強するのはもちろんのこと、勉強に工夫をいれていきましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。